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ねぇねぇ、いきなりだけど、傘って3000年も前からあるって知ってた !? 昔すぎてピンと来ないわよね。この3000年の間にかなりの進化を遂げた傘だけど、未だ克服できていない点がひとつ……そう。絶対に濡れてしまう足元! 

雨で濡れた床を歩いて、駅構内で私(記者)は何度骨折しかけたことか。せっかく濡れずに屋内に入ったのにも関わらず、濡れた傘のおかげでどれだけのズボンをベチャベチャにしたことか。雨の日のばかやろー!! だけど、そんな私のような雨の日難民にナイスすぎるお知らせが! な、な、なんと! 絶対に濡れない傘が開発されちゃったらしいのよ!

この革命的傘、その名も「KAZbrella」なり。航空技師のジェナン・カジム氏が10年も研究に研究を重ねて遂に完成したというこの傘は、なんとも不思議な仕組み。逆さ……というよりも、裏返し!? 

傘を開く時のイメージとしては、花のつぼみが開く感じかしら。そんなユニークな傘見たことがない!! まず、ここで既にベストデザイン賞決定〜。パチパチパチ。そして、傘を閉じる時も満開の花がつぼみに戻るようなイメージで、雨で濡れた外側が内側にシュッと収納されるから一滴も床に落ちないらしい! なんというアイデア!!

そして、超土砂降りの日に車に乗り込む自分の姿を想像しておくんなまし。さした傘を片手に車のドアを開き、車内と自分が濡れないように身体をササッとすべりこませるあなた。だけど、いつ、どのタイミングで傘を閉じれば濡れないの!? 金メダル級運動神経の持ち主ではない限り、絶対に濡れるはず。

だけど、この独特な閉じ方をするKAZbrellaさえあれば、そんな運動神経なんぞ持っていなくたって絶対に濡れないってわけ。それに加えて、暴風で傘がバサッと裏返ってしまうこともなくなるし、日本の気候にばっちりじゃないの〜! もう涙腺崩壊。

こんなに上げまくっておいてなんですが、このKAZbrella実はまだ未販売! ちーん。商品化されるのは今年の10月以降で、$61〜102という傘にしてはちょいとお高めな値段設定。

だけど、本当に使える高性能の傘は1本持っていたいかも! 超格安の壊れやすいビニール傘を何本も持つよりもエコだしね! 量より質。うん、間違いない。気になるあなたはKAZbrellaを紹介した動画も合わせてチェケラッキョよ〜!

参照元:KAZbrella.com
執筆=ヘイリー英里奈 (c)Pouch

▼物欲が掻き立てられちゃう覚悟で観るべし!!