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香ばしく揚げたサツマイモに、甘辛い蜜をた〜っぷり絡めた「大学芋」。蜜がしっとり馴染んだ大学芋もいいけれど、熱々のところをいただくと別世界のおいしさです。それにカリッとした食感は手作りならでは。

今回ご紹介するのは、揚げる手間を省いた「塩バター大学芋」。これなら、おうちで気軽に作ることができます。

サツマイモの甘さにバターのコクがマッチ、まるでスイートポテトのような洋菓子っぽい仕上がりに。甘じょっぱい味は、スイーツ好きでなくてもきっとハマっちゃいますよ!

【材料(2人分)】
サツマイモ…中1本
サラダ油・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ3
水・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
バター・・・大さじ1

※フルール・ド・セル・・・少々 なければ粗塩で代用
クルミ…お好みで

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【作り方】
1. サツマイモを斜めにカットして(サツマイモの天ぷらの要領)から、細めのスティック状に切って水にさらします。

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2. フライパンまたは手鍋にサラダ油を入れて熱し、水気を切ったサツマイモを入れて中火で焦げないよう、時折フライパンを揺すりながら5分ほど火が通るまで焼く。

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3. 同じフライパンに砂糖、水、塩を入れて2〜3分煮詰めたら、サツマイモとバターを入れてよく絡めます。お皿に盛りつけたら、刻んだクルミとフルール・ド・セルを散らせば出来上がり!

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※「フルール・ド・セル」は、塩の花とも呼ばれる、塩田で作られる天日塩(てんじつえん)。フランス北西部のゲランド塩田で採れるものは特に有名です。

粒が大きめなので、西洋では料理やスイーツのアクセントとして、仕上げに使います。
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今回のレシピは、塩のスペシャリスト・伯方の塩に掲載されているものを参考にしながら、より手順を簡素化、作りやすくアレンジしてみました。

サツマイモとナッツのカリカリ感に、甘さを引き立てる絶妙な塩加減。ちょっぴり洋風な大学芋を、みなさんもぜひ味わってみてくださいね!

参照元:伯方の塩
調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch