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「ベランダにかかっている針金ハンガーを、カラスが狙ってくるので困っている」

編集スタッフNから聞いたこの悩みに、普段ベランダにシーツなど大きな洗濯ものしか干さない記者(私)はビックリ。

調べてみると、3月から4月にかけての時期は、カラスが巣作りをする季節のよう。「江戸川区公式ホームページ」によれば、彼らは木やハンガーを用いて巣を作るらしく、ベランダにかけておくと目をつけられて、盗まれてしまうんですって。

【ベランダにあるハンガーを今すぐ片付けよう!】

ハンガーを盗られないようにするには、なんといっても戸外にハンガーを置かない、これが1番! ハンガーを使用するときには、物干しざおに縛り付けるなどして、工夫することが大切です。

【服は残して、ハンガーだけを盗む】

また、編集Nによると

「服がかかっていたとしても、上手に服だけ振り払って、ハンガーを持って飛び立つ。そして洗濯物がぐちゃぐちゃに……」

「カラスは頭がいいので、1度ハンガーを盗めるとわかると、何度もその家にやってくる。我が家は今まさに、狙われている」

とのこと。このコメントを参考に、ベランダにハンガーをかけているご家庭はさっそく、対策する必要がありそうですね。

【近くに巣作りされないように対策を】

また繁殖期のカラスは攻撃的になるため、あらかじめ巣を近くに作られないよう気を配ることも大切。「過去に巣を作られた木は早めに剪定する」「巣の材料となる木の枝などをこまめに清掃する」など、できるかぎりのことはしておくといいかも。

【繁殖期のカラスは、めちゃめちゃ怖いのよ】

かつて、記者の友人宅のそばにカラスが巣作りした際は、外出時はもちろん窓を開けるたびに威嚇行動されていたらしく、無事に巣が撤去されるまでの間、彼女はノイローゼ気味になっていたっけ。

そんな事態に陥らないためにも、最善の努力を。まずはハンガーを家の中にしまうことから、始めてみてはいかがでしょうか。

参照元:江戸川区公式ホームページ
Photo:Wikimedia Commons
執筆=田端あんじ (c)Pouch