小さいころ私にとって父はスーパーマンでした。休みの日にはリビングでダンスを踊り、眠れないといえば眠れるまでそばにいてくれて、髪をくくってと頼めば、不器用な手つきでポニーテールを結ってくれて、困ったときは絶対になんとかしてくれるスーパーマン。
本日ご紹介したいのは、アーティストのSOOSHさんが自身のInstagramで公開している「大きなお父さんと小さな娘」を描いたイラストシリーズです。
【お父さんと娘の日常】
やわらかな光に包まれたような淡いタッチが特徴のSOOSHさんの作品に登場するお父さんは、大きな大きなお父さん。
ベッドの下のお化けたちを怖がる娘のために、スーパーマンのコスチュームに身を包みホウキを手に持って「大丈夫。ここにいるから安心してお眠り」と説得し娘を寝かせ、つい自分もウトウトと居眠りをしている様子を優しく描いています。
【会話が聞こえてきそう】
またある1枚ではフラフープを差し出して「パパもフラフープやって」とせがむ娘。「パパには無理だよ」「やって!!」とせがんでいる会話が容易に想像できるのは、きっと自分にも同じ経験があるからなのでしょう。
【あのころに想いを馳せて】
いつからか反抗する心が芽生え、少しずつ距離が開き、お父さんだけのお姫様ではなくなってしまった。それは「成長」だから決して悪いことでも悲しいことでもない。
それでも、父に抱っこされたときの母とは違う安定感や、慣れない手つきでポニーテールを結う髪の毛がひっぱられる感じを今でも覚えています。
そんな経験をした娘はきっと私だけじゃないはす。ぜひあの頃に想いを馳せてご覧になってみてくださいね。
参照元:Instagram / vskafandre
Photo:SOOSH, used with permission
執筆=黒猫葵 (c)Pouch
▼見つけやすいように隠れてくれるお父さん
▼お父さんの腕の中は絶対的な安心感がありました
▼出張なんて行かないでほしい
▼お父さんによるパペットショー
▼こんなことしても怒られない
▼バレリーナみたいにしてね
▼世界でいちばんたかいところ
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