自転車に乗るときは、ヘルメットを被ったほうが安全。でも、街を見渡してみると、被っている人は少ないですよね。
かさばって荷物にもなるヘルメットはたしかに、日常で使用しにくいかもしれません。ですが平らに折りたためて軽量な紙製ヘルメット「エコヘルメット(EcoHelmet)」ならば、そんな問題も解決! 難なく持ち歩くことができちゃうってなわけなのです。
【再生紙を利用したエコなヘルメット】
ダイソンが行ったデザインコンテストで1位を獲得したという「エコヘルメット」を生み出したのは、アメリカ・ニューヨークにあるデザイン研究所のイシス・シファーさん。
自転車シェアサービスの利用者に向けて作られたという「エコヘルメット」は、ハチの巣を連想させる個性的なビジュアルが大きな特徴。ヘルメットは持ち歩くときにかさばってしまいますが、このエコヘルメットは、紙でできているので折り畳みが可能。
放射線状に広げて頭を覆うヘルメットには再生紙が使われているのだそうで、公式サイトによれば防水加工もしっかりなされているようです。
【紙製だけど丈夫なんだって】
だけど……いくらエコであろうとも、ヘルメットというからには防御力や耐久性がしっかりしていなければいけませんよね。紙製だっていうけれど、そのあたりは大丈夫なんでしょうか!?
公式サイトをさらによく読むと、「従来のポリエチレン製と同じくらい効果的に、どんな方向からの衝撃も吸収する」とのこと。クラッシュテストもきちんと行っているようですし、どうやら安全なようです。もちろん実際に手にとって確かめてみないと、なんとも言えないのですが……。
【低価格なところがイイね☆】
伸縮性があって軽量でフリーサイズ、コストも安価でイイことづくしな「エコヘルメット」。自転車シェアサービスの場に導入する際には1つ550円ほどで販売予定とのことなので、この価格なら一気に広まるかも? 今後の展開に要注目ですね!
参照元:EcoHelmet、JAMES DYSON AWARD
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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