ペットと一緒に宿泊できるホテルは世界中にあります。犬や猫などなら問題ない、それならば馬はどうなのだろうか。この思い付きを実践してしてみたのが、カナダ・オンタリオ州で騎手および馬のティーチングを行っている女性、リンゼイ・パートリッジ(Lindsey Partridge)さんです。

向かった場所はアメリカ・ケンタッキー州ジョージタウンにあるモーテル「Super 8」。

パートリッジさんは、レースを引退したサラブレッドの保護活動を行っています。引退馬を公共のイベントなどに出演させ、需要を増加させるための取り組みをしているそう。今回の宿泊は、イベントに参加する前日に実行されたんですって。

【モーテルから「宿泊OK」出た~~~!!!】

海外サイト「Kentucky.com」の報道によると、パートリッジさんの前にチェックインした宿泊客は、犬を連れていました。彼らのやり取りが終わった直後、フロントに「馬は宿泊できるのか」どうか尋ねたところ、「問題ありません、宿泊できますよ」という答えが返ってきたのだそうです。

【お部屋で一緒にテレビ鑑賞♪】

嬉しい返事をもらい、パートリッジさんは愛馬・ブリッツ(Blizz)が待つトレイラーに直行。部屋まで連れていって、一緒にテレビ鑑賞を楽しむ様子が、フェイスブックに投稿されておりました。

仲睦まじく寄り添いあってテレビを眺める2人(もとい、1人と1頭)は、とっても楽しそう! でもお部屋に対してブリッツの体が大きすぎるから、ちょっぴり窮屈そうでもあります。

【宿泊はしなかったみたいです】

テレビ鑑賞を終えると、パートリッジさんはブリッツ、そして同行していた2頭の馬を、馬が泊まる厩舎へ連れていったのだそうです。いくら許可が取れたとしても、ブリッツが過ごすにはやはり、ホテルの部屋は狭すぎるのかも? のびのび過ごせたほうが、イベント参加にも支障が出なさそうですもんね(笑)。

「競走馬は気性が荒いと思われがちですが、静かで穏やかなつながりを得ることができれば、どこへでも連れていくことができます」と、パートリッジさんは「Kentucky.com」に話しています。

その言葉どおり、ホテルの部屋で過ごすブリッツはとても大人しく、わたしもこんな体験がしてみたいと思ってしまいました。だってテレビ見るお馬さん、可愛すぎるんだもん!

参照元:Facebook[1][2]Kentucky.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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