今や子どものなりたい職業ランキングにも入るという「YouTuber(ユーチューバー)」。動画の再生数により多くの広告収入を得ている人のことをいいますが、その中にはまだ小さな子どももいるというから驚きです。
今回ご紹介するRyan(ライアン)君は、6歳にして年間1100万ドルを稼いだという世界でも指折りのユーチューバー。1100万ドルといえば日本円で12億円以上……これ、ぜったい私の生涯賃金より高いと思うんですけど……!!
【おもちゃレビューのチャンネルが大人気!】
ライアン君が3歳のときから始めたというYouTubeチャンネル「Ryan ToysReview」。ここではおもにリャン君がおもちゃの箱を開け、遊び、レビューする様子が動画で紹介されています。
最初はよく勝手がわかっていなかったというライアン君。ところが、100個のオモチャをサプライズでプレゼントされて遊ぶ動画が8億回再生(!)の大ヒットとなり、ブレイク。今ではユーチューバーとしての貫禄もたっぷり。動画を観ると、喜んで遊びながらもカメラ目線でしっかりと商品説明をする様子がうかがえ、役割をちゃーんとわかっている子役みたいな感じすらあります。
【子どもたちの憧れの存在】
皆さんの中には「子どもがただ遊んでいるのを動画で観てどこが面白いの?」と思う方もいるかもしれません。でも、それは大きな間違い! 我が家にはふたりの子どもがいますが、ふたりともユーチューブ大好き。
中でも同じ年ごろの子どもたちがおもちゃで遊ぶ動画は食い入るように見入り、子どもユーチューバーは親しい友達のようであると同時に憧れでもあるようです。きっとライアン君も世界中のキッズにとって、そうした存在なのでしょう。
【影響力スゴすぎー!】
「Ryan ToysReview」は2016年1月に100万人のチャンネル登録者を達成。そして1年後には500万人超え、そして現在は1000万人以上にまで増えています。
フォーブスが発表した「もっとも稼いでるユーチューバー」ではライアン君は8位にランクイン。2016年6月から2017年6月までの1年間で1100万ドルの収入を得たとされています。子どもでこのランキングに入ったのは彼だけだというから、そのスゴさがわかるというもの。
さらに9月にはNBAのバスケ選手ケビン・デュラントがライアン君の動画に出演し、一緒に科学実験で遊ぶなんてできごとも。その人気と影響力はすさまじいものになっているようです。ちなみに、レビューしたオモチャは恵まれない子どもたちのために寄付しているそうです。
もはやアメリカンドリームなるものは、ハリウッドではなくユーチューブにあるのかも! 子どもが将来なりたい職業として夢見るのも自然なことなのかもしれません。世界有数の億万長者にして無邪気におもちゃで遊ぶ子どもでもあるライアン君の動画は参照元から見てみてください。
参照元:YouTube Ryan ToysReview、The Washington Post、HELLO GIGGLES
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
▼ライアン君がユーチューバーとしてブレイクするきっかけとなった動画。なんと8億再生超!
▼2017年のクリスマスにもらったおもちゃで遊ぶリャン君
▼こちらがNBAバスケ選手ケビン・デュラントが出演した動画。科学実験やってる!
▼The Washington Postによるリャン君の紹介動画
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