流行の発信元となるのはいつだって、若い世代。「若い子の考えることはわからない……」なーんて言ってちゃ、情報のアップデートがどんどん追いつかなくなっちゃいます。

そこで注目するのは、10代女子向け総合メディア「マイナビティーンズ」が発表した、「10代女子が選ぶトレンド予測ランキング2018」

2018年に流行りそうな「モノ・コト・コトバ・ヒト」の4ジャンルについて、13〜19歳の女性812名を対象にアンケートを実施。リアルな声が詰まっているので、10代でなくとも超必見なんですが……「コトバ」のランキングに出てくるワードが分からなすぎるのです!

【「コトバ篇」の難易度高すぎぃぃぃいい!!!】

とにかく「コトバ篇」のレベルが高すぎるといいますか、ベスト10にランクインしたものの半分くらいが、ハッキリ言って理解不能なんですよ。

1位 ~かて(40.4%)
2位 語彙力(39.5%)
3位 控えめに言って(36.8%)
4位 鬼キュン(22.7%)
5位 クセつよ(20.8%)
5位 フィーリングで(20.8%)
7位 ワロタピーポー(18.7%)
8位 タピる(16.7%)
9位 縦+横=卍(14.3%)
10位 ジモる(12.3%)

いやいや……まず1位の「~かて」からわかんないわ。関西弁の「~かて」とは違うの?

「語彙力」が「語彙力がない」の省略だってことと、「控えめに言って」が「とても」の同義語として使われていること(例:「控えめに言って最高」=「とても最高」)はわかるけど……「~かて」って一体どういう意味なんすか~!

【「~かて」=「~かよ」】

「マイナビティーンズ」によれば、「~かて」は「~かよ」の代わりに使う言葉、とのこと。「◯◯ちゃん可愛すぎかて」といった感じで使うのだそうです。

そのほか「鬼キュン(鬼のようにキュンキュンするってこと?」「クセつよ(クセがつよいってこと?)」「フィーリングで(直観でってこと?)」はなんとな~く意味を推測できますが、7位以下は完全にお手上げです。

「タピる」とか「ジモる」ってなに? 「ジモる」ってまさか……「寺門ジモンさんみたいに肉を食べる」ってこと!?

気になって調べたところ「ジモる」=「地元で遊ぶ」という意味で、「タピる」=「タピオカジュースを飲みに行く」という意味なんだとか。いきなり言われても絶対わかりません!

【「モノ」「コト」「ヒト」のベスト3を一気見!】

さて、「モノ」「コト」「ヒト」のベスト3をサクッとみていくことにいたしましょう。

モノ篇:
1位 一眼レフカメラ(48.2%)
2位 Sarahah(34.5%)
3位 Tik Tok(33.1%)

1位の「一眼レフカメラ」はおそらく、2017年の「写ルンです」の流行からきている流れ。2位「Sarahah」は匿名でメッセージを受け取ることのできるアプリで、3位「Tik Tok」は音楽に合わせてダンスやリップシンクなどの動画を撮影・共有できるアプリのことです。

コト篇:
1位 アニ文字(42.4%)
2位 Instagramのスーパーズーム(31.8%)
3位 カラーセロハン+フラッシュ撮影(29.4%)

1位「アニ文字」は、iPhone Xで利用できる、自分の表情や感情をアニメーションにしてメッセージできる機能。2位「Instagramのスーパーズーム」はストーリーズで動画をあげるときの機能で、3位「カラーセロハン+フラッシュ撮影」は、カラーセロハンを使いレトロな写真を作成すること。写真の原点回帰、キテますねぇ。

ヒト篇:
1位 吉沢 亮(26.2%)
2位 佐野 勇斗(M!LK)(24.6%)
3位 北村 匠海(DISH//)(23.8%)

新世代のイケメンズが見事にそろい踏み! ちなみにこの中でわたしが注目しているのは3位の北村 匠海さん。現在放送中のフジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』での好演を観て、ファンになっちゃいました☆

以前Pouchで紹介した「10代女子の2017流行ワード」でも、「チーズタッカルビ」や「インスタ映え」などの流行り物がバッチリ入ってましたね。次のトレンドを知りたいなら、必見のランキングかも!

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch