さまざまなメーカーから出ているにもかかわらず、「柿の種」と言われれば「亀田の!」と答える人も多いのではないでしょうか。それほど多くの人に親しまれている「亀田の柿の種」。
これまで大阪みやげとして「ハッピーターン」と「コロロ」の高級バージョンをご紹介してきましたが、実は世の中には「亀田の柿の種 プレミアム」なるものも存在するんです! それが買えるのが、大阪の阪急うめだ本店にある「TANEBITS(タネビッツ)」。
柿の種とナッツの個性豊かなフレーバーがそろっており、柿の種好きには見逃せません。今回、「タネビッツ ナッツミックス」の中から3種類を購入しましたので、さっそくレポートしていきたいと思います!
【全7種類からこの3種類をチョイス!】
私が購入したのは、「辛口ソース どろ(カシューナッツMIX)」「チーズ醤油(ローストアーモンドMIX)」「クラックピーナッツ 白トリュフ塩仕立て」の3種類。
このほか「天ぷら(スモークピーナッツMIX)」「焦がし醤油(カシューナッツMIX)」「さくらスモーク(スモークピーナッツMIX)」「から揚げ(ローストアーモンドMIX)」があり、現在合計7種類のラインナップとなっています。
正直どれも気になるのですが、関西らしい「どろソース」、スナック菓子としては間違いなさそうな「チーズ」、そしてよくわからないけどとにかく高級感オーラだけはひしひしと伝わってくる「白トリュフ塩仕立て」というチョイスにしてみました。どうですかね、この布陣!
【「辛口ソース どろ」は大阪名物のあの味!】
まずは「辛口ソース どろ」から行ってみましょう。ご存じない人もいるかもしれませんが「どろソース」とは兵庫県神戸市の調味料メーカー・オリバーソースが販売している調味料。ドロッとしていてちょっと辛みがあるのが特徴で、関西ではおなじみの一品です。
そのどろソースを使った濃厚な醤油で、醤油味の柿の種をさらに味つけしたのがこの柿の種だそう。……どんだけ醤油使うのー!
口に入れてみた瞬間の感想は……「めっちゃたこ焼き味!」。どろソースはお好み焼きによく使われるものなので、たこ焼き味というのも間違いではないでしょう。しかし、後味ピリ辛。ちゃんと柿の種のピリ辛も楽しめます。
そしてカシューナッツで違った食感や甘さを感じられるのも楽しいです。やっぱり柿の種にナッツは不可欠!
【「チーズ醤油」はまるで舶来の高級菓子のよう】
続いて「チーズ醤油」。醤油の旨味にゴーダチーズをきかせているそうですが、醤油とチーズなんて鉄板の組合せ。おいしいに決まってる!
そう予想して食べてみたところ……ゴーダチーズが高級感あっていつもの柿の種とぜんぜんちがう! どろソースはまだ庶民的な味わいが感じられたけど、こちらは舶来の高級菓子といった趣です。驚きの変貌ぶり!
そしてカリッと歯ごたえあるローストアーモンドがこれまたいいアクセントになっています。
【トリュフの風味が口の中にフワッ……!!】
そして、いちばん謎に包まれているともいえるのが「クラックピーナッツ 白トリュフ塩仕立て」。こちら、柿の種は入っておらずピーナッツのみ。
「それはもはや柿の種とは言わないのでは……?」という疑問がわきあがりますが、タネビッツというからにはタネビッツなのでしょう!
香りはとくにしないのですが、口にしてみたところ……おぉぉ、トリュフ! 噛んだ瞬間、トリュフの風味がフワッと口の中に広がります。
香ばしく揚げたピーナッツを、白トリュフ塩と焦がしバターで芳醇な風味に仕上げてあるそうで、お酒のおつまみには相性抜群な感じ。トリュフと聞くだけで贅沢な気分になれるので、おみやげにあげても喜ばれそうです。ちなみに、こちらは柿の種は入っていないのでピリ辛ではありません。
【今なら東京でも入手可能!】
「タネビッツ」は、ひと箱15g入り×4袋(クラックピーナッツ 白トリュフ塩仕立てのみ6袋)で各税込540円。おつまみやおやつとしてひとりで食べるのにピッタリなサイズです。
私たちになじみのある柿の種、なのにこれまでにない味わいに出会える「タネビッツ ナッツミックス」。阪急うめだ本店を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
なお、常設店は阪急うめだ本店のみですが、2018年4月19日から5月9日まで東京駅一番街 地下1階 東京おかしランドにも出店中。東京で入手できるのはレアなので、この機会にぜひ!
参考:TANEBITS
撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
▼外側のケースを外すと中が箱になっているという高級仕様なパッケージ
▼ひと箱4袋入り。ひと袋はちょうどいい食べ切りサイズです
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