7月7日は七夕。夜空には天の川が流れ、織姫と彦星が年に1度の逢瀬を楽しむ日です。

ところが……実は過去57年間の七夕で東京が晴れたのは、たったの18回。過去10年間に絞るとその数は3回しかなく、晴れの日が少ないことがわかります。

2017年は晴れてくれましたが、さて2018年の七夕はどうなるのでしょう? 台風が来ているからかなり不安があるけれど……織姫と彦星のためにも、どうか晴れておくれ~~~!

【東京は「くもり」の予報!】

祈るような気持ちで気象庁のホームページをチェックしてみたところ、7月7日の東京の天気は「くもり」で、ところにより明け方まで雨の見込みがあるとのこと。

午前0時から6時の間は降水確率20%で、それ以降は夜24時までず~っと10%。関東地方南部を中心にくもりとなるものの、前線上に低気圧が発生して秋田沖へ進むため、長野県や関東地方北部は雨が降るという予報でした。

【全国的には「雨」】

全国的に見ると7月7日は「雨」の予報となっていて、本州では関東地方南部が「くもり」の予報。沖縄県と北海道・旭川、小笠原諸島だけが唯一、「晴れ」もしくは「くもり」の予報となっておりました。(※2018年7月6日 14時発表分)

【七夕の雨は織姫とひこ星の「涙」】

というわけで、場所によっては雨を避けられるかも?

なお七夕に降る雨は、織姫と彦星が流す涙に見立てて「催涙雨(さいるいう)」または「洒涙雨(さいるいう)」と呼ばれています。悲しくも雨に見舞われてしまった場合は、織姫をおもんばかって、センチメンタルな気分に浸ってみるのも悪くないかもしれません。

そして「くもり」の場合、空に輝く星は見えないでしょうが、織姫とひこ星の逢瀬は叶うはず。空の上にいる彼らが、どうか上手いこと雨を避けて会えますように……!

参照元:気象庁goo天気
Photo:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch