本日2023年7月7日は「七夕」。年に1度だけ織姫と彦星が逢瀬(おうせ)を許された特別な日です。

この日に雨が降ると、天の川の水かさが増して、2人は会えなくなってしまうーーー。七夕に降る雨は、 2人が流す涙に例えて「催涙雨(さいるいう)」とも呼ばれています。

果たして今夜、織姫と彦星は会えるのか……! 全国の天気予報をチェックしてみましょう。

【東京はいいお天気!】

まずは、東京都の天気から。

7月6日12時に発表された気象庁の予報によると、7月7日の天気は「晴れ 時々 くもり」。午前・午後ともに降水確率は0%で、18時から24時までは10%でした。

翌日7月8日には雨予報が出ていますが、七夕当日は1日を通していいお天気になりそう。天の川が見られる可能性……あるんじゃない !?

【九州中心に西側は雨】

続いて全国のお天気です。

全国的に「晴れ」もしくは「くもり」のところが多め。東北や北陸、関東甲信越などの東日本に「晴れマーク」が見られます。東北地方は夜の降水確率も0%!

西日本でも晴れ間が期待できそうですが、関西および中国・四国地方の一部地域、九州地方に「雨マーク」が出ていました。いっぽう、沖縄地方には晴れ予報が出ています。

【金星が最大光度を迎えます】

実は七夕は「雨が降りやすい日」。goo天気で過去の天気を調べてみると、過去60年間の七夕の夜に東京が晴れたのは、たったの18回。最後に晴れたのは2017年(!)で、以後5年間は雨またはくもりでした。

ですが今年は晴れ予報が出ています。

また、国立天文台によると、「宵の明星」としても知られる金星が7月7日に最大光度を迎えるのだとか……! 澄んだ空では、昼間の青空の中に肉眼でも見つけることができるほど、だといいます。

運が良ければ、天の川×光り輝く金星のコラボが見られるかもしれません。今夜はぜひ、夜空を眺めてみてください。

参照元:気象庁goo天気国立天文台
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ