映画を鑑賞していて、女優さんたちが身にまとう美しい衣装に憧れたことがある人は、きっと少なくないはずです。
とりわけ素敵なのは、オードリー・ヘップバーンやカトリーヌ・ドヌーヴが活躍していた、1950~1960年代の映画。
『麗しのサブリナ』に出てきた肩にリボンがついたドレスや、『シェルブールの雨傘』に出てきた水色のマタニティワンピースは今見ても全く古さを感じず、「こんな服を着て街を歩いてみたい!」と憧れずにはいられません。
【憧れシネマのお洋服を自分で作れる!】
そんな1950~60年代の映画のなかから、日常で着られるワンピースをピックアップ。作りやすいようにアレンジして紹介した本が、『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』(世界文化社 税別1500円)。
先に挙げた2作品に出てくるワンピースを筆頭に、約20点のワンピースがラインナップされていて、SからLLの4サイズ実物大パターンつきだから挑戦しやすそう!
チョイスされている作品も、『ロシュフォールの恋人たち』に『昼顔』、『気狂いピエロ』に『勝手にしやがれ』に『ひなぎく』など、映画好きなら観たことがあるような作品ばかり。
憧れの服を自分の手で作るというのはきっとこの上ない喜びでしょうし、得られる達成感も大きいはずです。
【体のラインをきれいに見せてくれます】
各ワンピースは、 “体のラインをきれいに見せる” ことに重きを置いてデザインされているそうで、たとえば冒頭で触れた『シェルブールの雨傘』の水色のマタニティワンピースは、Iラインのワンピースへとアレンジ。
縦に長いシルエットと、ふんわりとボディーに沿うデザインで、全体を細く見せてくれるそう。
【あなた独自のアレンジを楽しんでみて】
また、ドレスはコットン生地で作れば普段着に、光沢のあるサテン地で作ればよそゆきになったりと変化がたのしめます。またスカートが広がったワンピースは中にパニエをはいてボリュームを出すなど、着こなしによってシルエットの変化を楽しむことも可能。
袖ぐりの形が同じワンピースは袖の付け替えができるので、長袖を半袖にしたり、ノースリーブに袖をつけたりと、アレンジも自由自在。
【新しい趣味にしてみては?】
裁縫に自信がある人はもちろん、不器用でも頑張って作ってみたくなるデザインばかり。この本をきっかけに、新たな趣味への扉が開いちゃうかもしれませんよ☆
参照元:プレスリリース、Amazon.co.jp、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼これであなたもヘップバーン!
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