ちょいとレトロな気分にひたれる、瓶入りのオレンジ色した「明治 フルーツ」。果汁の甘さとミルクのマイルドさがやさしい味わいで、銭湯に行ったあとは「絶対コレ!」って決めてる皆さんも多いはず。

そんな「明治 フルーツ」、通称・フルーツ牛乳が残念なことに3月末で製造終了になるんだとか……! ネットには「銭湯の楽しみが消える」「昭和の味がなくなるのか」など悲しみの声が広がっています。

でも、ちょっと待って。あきらめるのはまだ早い! 明治の広報に問い合わせてみたところ、瓶入りタイプは終了になるけれど、あらたにペットボトルタイプが発売されるという情報をキャッチしましたよ~!

【販売終了を知って広がる悲しみの声】

3月2日、秋葉原・御徒町のミルクスタンド「大沢牛乳」がツイッターに投稿したのは

「明治フルーツが3月末で製造終了となりました。長らくのご愛顧ありがとうございます」

と始まるツイート。昔から慣れ親しんだなつかしの味がなくなるというこのニュースには多くの人が驚きショックを受けたよう。ツイッターには

「えぇ、明治のフルーツ牛乳無くなるのかぁ。まじでショック」
「明治のフルーツ牛乳生産終了とか銭湯行く楽しみの6割消し飛ぶやん」
「昭和の味がまたひとつ…… 子供の頃これとコーヒー牛乳で迷ったな」
「美味しいのに残念」
「無理無理無理無理なくなるの無理 フルーツ牛乳は明治が一番美味しいの」

など悲しみの声があがり、大きな反響を呼んでいます。

【明治に販売終了の理由を聞いてみた】

明治の広報に問い合わせたところ、2019年3月末で終売というのは間違いないそう。また、「明治フルーツ」販売終了の理由について尋ねてみたところ、

「中期的な売上物量の減少にともない、今回終売させていただくこととなりました。長らくご愛飲いただき、ありがとうございます」

との回答が。知らない間に売上が減っていたとはちょっぴりさびしい気も。

【あらたにペットボトルタイプが登場するんだって!】

では、今後はもう「明治 フルーツ」を飲むことはできないんでしょうか? 後継商品の発売などはないのか質問をしてみたところ、なんと、

「後継品というわけではないですが、3月18日からペットボトルの「フルーツ」(220ml)を関東・中部・関西エリアにて発売予定です。主に自販機や宅配での販売を予定しています。」

とのこと! 「後継品ではない」ということなので味はまったく同じではないかもしれませんが、「明治 フルーツ」ファンにとっては悲しみの中にひと筋の光が見えたような気がしませんか?

また、類似商品として

「ちなみに…同じ商品ではないですが、ブリックパックの『明治オ・レ フルーツ』なんかもあったりします」

と教えてくれましたよ。

とはいえ、瓶入りタイプのフルーツ牛乳がなくなるというのはやっぱりさびしい話。平成の終わりに多くの人から愛されてきた商品がなくなるというのは、これもまた時代の移り変わりを感じさせられるできごとではありますね。

参照元:大阪 明乳会 公式サイト明治 ブリック
取材協力=明治
執筆=鷺ノ宮やよい  画像= Pouch編集部(c)Pouch

▼こちらはブリックパックの「明治 オ・レ フルーツ」(200ml)

▼秋葉原・御徒町のミルクスタンド「大沢牛乳」のツイート