2019年9月6日にTBS系で放送された『凪のお暇』第8話。
凪(黒木華さん)と慎二(高橋一生さん)の心の距離が縮まったり、ゴン(中村倫也さん)が初めて嫉妬を覚えたりと、今回も恋のハリケーンが吹き荒れる回となりました。
いっぽうで視聴者を震え上がらせていたのは、凪の母(片平なぎささん)。毒親を連想させる言動や振る舞いが、ネットで大きな注目を集めていたんです。
【素直な慎二も嫉妬しちゃうゴンさんもかわいい】
家庭や仕事のゴタゴタでついに倒れてしまった慎二は、ゴンの家(つまりは凪の隣の部屋!)で1週間の “お暇” を過ごすことに。
凪に本当の気持ちを伝えて以来、気まずい空気が流れていたけれど、少しずつ会話を交わしていくうちに心の距離が縮まっていきます。
最終的には、母親との “タイトルマッチ” のため北海道に飛んだ凪を追いかけて、「今はモジャモジャのほうがいい(今の凪のほうがいい)」と頭をポンポン。
そんなふたりを見てモヤモヤを募らせていたのはゴンで、これまで感じたことのなかった “激しい嫉妬” を覚えるんです。
すっかり素直になった慎二と、初めての恋心に戸惑うゴン。果たして凪はどちらを選ぶのでしょうか……コレは難しすぎる選択!!!!!
【凪を縛る「言葉の呪い」】
また今回のお話でクローズアップされたのは「毒親からの呪縛」。このドラマの裏テーマといっても、過言ではないでしょう。
凪の母は、凪が幼い頃から “言葉の呪い” をかけ続けていて、これこそが凪が空気を読みすぎるようになった要因。今回も凪の罪悪感を煽るような言いまわしで実家のリフォーム代を無心し、結局凪はコインランドリー経営のために貯めたお金を母に渡してしまいます……。
実は、慎二が空気を読みすぎるようになったのも複雑な家庭環境のせい。境遇が似ていることから、慎二は凪の気持ちを誰よりも理解しています。
【凪が呪縛から解き放たれる日は来るのか】
家の外だけでなく家の中でも空気を読み続け、その場が息苦しくならないよう誰かにとっての “都合のいい酸素” になり続けてきた凪と慎二。
凪はそんな自分に嫌気がさして “お暇” をとったはずなのに、母親と顔を合わせると、条件反射のように空気を読んでしまう……。果たして凪は、そんな自分と決別できるのでしょうか。今後の展開に期待したいものです。
そして次回第9話は、またしても恋の嵐が吹き荒れる!? 凪と慎二の結婚話があれよあれよと進んでしまうそうで、凪の人生、一体どうなっちゃうの~!
参照元:TBSテレビ、Instagram @nagino_oitoma
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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