海外旅行に行くと、日本でもおなじみの飲食店を見かけることがよくあります。

アイスクリームショップのサーティワンもそのひとつですが、アメリカでは日本とは呼び名が違うってこと、ご存知でした?

サーティワンは、アメリカでは「バスキン・ロビンス(Baskin-Robbins)」と呼ばれているんです。

サーティワンのサの字もない……そもそも数字じゃない。サーティワンで育ってきた身としては、違和感ありありですよね!?

【アメリカで「サーティワン」と言っても通じない!?】

しかしいくら違和感があろうとも、アメリカでは「バスキン・ロビンス」が常識なよう。「サーティワン」と言っても、通じません。

アメリカに留学経験がある Pouch 記者・藤山ゲイシャによると、

「名前の由来は、バスキンさんとロビンスさんが創業者だかららしいです(ディーンアンドデルーカ、的な)。ちなみに台湾でも日本同様にサーティーワンと呼ばれていますが、他の国はぜんぶバスキン・ロビンスのようです」

とのこと。日本と台湾だけって……そんなに少数派だったんかい!

【ハワイのサーティワンの看板は…】

たとえばハワイにあるサーティワンの店頭や看板には、日本でもおなじみの「BR」のロゴに、「Baskin-Robbins」の文字。BRの文字は、「31(サーティワン)」に見えるようピンクで色分けされています。


しかし日本のように、別表記で「サーティワン アイスクリーム」とは書かれていません。

【日本で「サーティワン」が定着したワケ】

日本のサーティワンのウェブサイトによると、

「1ヶ月(31日)間、毎日違ったフレーバーのアイスクリームをお客様に楽しんでいただきたいとの願いから、サーティワンアイスクリームと名付けられました」

とのこと。つまり日本では、公式に「サーティワンアイスクリーム」と名付けられたことで、この呼び方が定着したんですね〜!

なお、アメリカのサーティワンのウェブサイトにも、「31種類のアイスクリームをお客さんに提供したい」という創業者の想いが書かれています。だから「サーティワン」が通じないアメリカでも、「31」が目立つよう色分けされているんですねぇ。

【海外旅行に行くときのご参考に~】

というわけで、台湾以外の海外へ旅行するときは、「バスキン・ロビンス」という名前を憶えておくといいかもしれません。

サーティワンの場所を尋ねる、もしくはお店に誘う際に、使ってみるべし☆

参照元:Baskin-Robbinsサーティワンアイスクリーム
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch

▼そうだったのか…

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