先日から、ネットを中心に話題になっているのが「LINEアプリのアイコンカラー」。
LINEのアイコンカラーが、以前の黄緑よりも、もっと明るいエメラルドグリーン寄りのカラーに変わっており、驚く人が続出していたんです。
比べてみるとほんの小さな違いではありますが、コーポレートカラー(企業を象徴する色)を変えるというのは大きな決断。
気になったので、LINEの広報に理由を聞いてみました。
【「見やすさ」を追求した大規模なリニューアル】
アイコンカラーを変えた理由は、実はLINEの大規模なデザインリニューアルのため。
ユーザーがLINEのコンテンツに集中しやすく、より画面が見やすくなるようリニューアルを行い、LINEの画面をホワイトを基調とした色に変更したそう。
【変わったのはアイコンカラーだけじゃない!】
……そうなんです。リニューアル後にLINEアプリを開いた人ならお気づきかもしれませんが、変わったのはアイコンカラーだけではないんです!
LINEの画面をより明るく、大きく見せるため、画面上部のヘッダーの色をネイビーからホワイトに変更。
これにともなって、アイコンカラーをこれまでのネイビーとの相性を考慮したグリーンから、ホワイトと相性のいいグリーンにするために明度・彩度を調整したそうなんです。
また、トーク画面もネイビーのヘッダーがなくなり、背景色のブルーを広げて、画面がよりスッキリと見えるようになっています。
吹き出しのグリーンの色もよく見ると変わっていますね。
こうしたカラー整備だけでなく、アイコンやフォントなども見やすく統一したみたい。
リニューアル前後を比べてみると、本当に画面がより明るく、大きく見えて、スッキリとした印象。そして非常にシンプルです。
リニューアルに費やした時間はなんと3年! 200枚を超えるデザインテストを経て、今回のかたちにたどり着いたんですって。
【変わってない人はアプデしてみて】
こうした経緯を知ると、LINEが「ユーザーファースト」を大切にしていることが伝わってきます。
ちなみに、「私のはまだ新しいデザインじゃない!」という人は、アップデートが必要。
iOS・Androidとも、LINE ver10.21.0以上にアップデートすると、リニューアルしたデザインに変わるそうですよ。ぜひお試しあれ!
参照元:LINEクリエイティブセンター、LINE CREATIVE
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
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