最近はネットでもいろいろなお洋服が買える時代。

アマゾンをチェックしていると……なんと1円のワンピースを発見!

激安のお洋服はたくさん見かけるようになりましたが、それにしても1円って安すぎませんか?

確実に原価を割っていると思うのですが、いったいどうなっているのでしょう……?

あまりに気になったので、試しに注文してみると……そこには思わぬ落とし穴がありました。

【お会計で早くもカラクリが!】

私が見つけた1円のワンピースは、上が黒のノースリーブ、下が白い花柄のフレアスカートのフェミニンなデザインのもの。

写真を見る限りではとても1円には見えないのですが……。

サイズを選んでカートに入れて、いざお会計♪ と思ったら、早くも安さのカラクリが発覚しました。

配送料・手数料が1399円もするじゃないですか!!!!

どうやら本体価格を激安にして、配送料を高く設定しているようです。なんということでしょう……!

この時点で1円で買えるワンピースなどないという当たり前の現実を確認しました。

【1円ドレスのクオリティはいかに!?】

それでも送料込みで1400円なのでかなりお安いことには間違いありません。

実物とぜんぜん違うものが届いたらどうしようと心配しながら待つこと数日……。

届いたワンピースを見ると、デザインは写真とほぼ同じものが届いたのでほっとしました。

ただし、生地はペラペラ。スカートのボリュームも見本とはかなり違うような気がします。

たたんだ状態で届くのでシワが多いことは許容範囲ですが、とにかく裏地の処理や縫製が雑で、糸の処理が気になる……!

誰が見ても、一目で「安い洋服だな」とわかってしまうクオリティです。

【着てみると意外と素敵かと思いきや…】

ただ、実際に着てみると、思ったよりもラインがキレイなのには驚きました!

遠目で見ればキレイなお姉さん風のワンピースで、説明文通りなんとなくエレガントな雰囲気が漂うような……。

と思いきや、気になったのは袖の部分。ノースリーブなのに生地が余ってクシャッとたわんでしまっています。

一瞬だけ感じたエレガントさは、あっという間にくだけ散ってしまいました……。

【結論:安さには理由がありました】

というわけで、1円ドレスはやっぱりそれなりのクオリティでした。

「あまりに安いアイテムには理由があるんだなぁ」と実感したので、個人的には

・デザインが好きで好きでたまらない!
・余興やイベントの衣装として必要で質は問わない

ということでなければ積極的にオススメできません。

ネットショッピングの選択肢が増えた時代だからこそ、お値段にも品質にも納得してお買い物を楽しみたいですね。

参考リンク:Amazon
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch