2021年はハリー・ポッター映画公開20周年の記念すべき年!
金曜ロードショーでは2週連続でシリーズの放送が決定、11月26日夜9時からはシリーズ4作目となる『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が放送されますよ〜〜〜!
「三大魔法学校対抗試合」の大きなイベントもあり、新しい情報や見どころが山盛りの今作。
今回はネタバレも含みながら、ポッタリアンの私がファン目線で見どころをご紹介いたします!
【『炎のゴブレット』ってどんなお話?】
今作はシリーズ内でも “大きなターニングポイント” になる作品。
物語は、ホグワーツで1年を通して行われる「三大魔法学校対抗試合」を舞台に繰り広げられます。
「炎のゴブレット」によって3校からそれぞれ17歳以上の代表選手が選ばれる中、なぜか代表の1人として選ばれてしまった14歳のハリー。
ドラゴンや水魔、迷路といった危険を伴う試練をくぐり抜けていくハリーですが、その裏では闇の帝王・ヴォルデモートの影が忍び寄り……?
【本格的な闇の始まり】
今作の最も重要な意義は「魔法界に闇の世界が再び訪れる決定的な出来事が起こる」ということ。
これまでもヴォルデモートの闇の力と戦ってきたハリーたちですが、今回はヴォルデモートの肉体的な復活により、ついに直接対決が実現します。
対抗試合のハラハラした展開の印象が強くなってしまいますが、これにより魔法界および作品世界が本格的な闇の世界へ突入していくのです。
【大人っぽくなった見た目にも注目】
『炎のゴブレット』のハリーたちといえば、すっかり大人っぽくなった見た目も印象的。
男子は髪が伸びてちょっとボサボサ、制服もルーズめ。いっぽうの女子たちは、ダンスパーティーに向けて自分の魅力を存分に発揮させていきます。
「1作目の可愛らしさがすっかりなくなってしまった〜!」という声もよく聞きますが、14歳のティーンならではの野暮ったさも、ある意味めちゃくちゃカワイイんですよね……!
映画史に残る名シーンである、ドレス姿のハーマイオニーが登場するシーンもお見逃しなくっ。
【成長する3人の関係性と表情が絶妙なのだ】
変わったのは見た目だけでなく、3人の関係性も。
ハリーが代表選手に選ばれたことにより、ずっと心に抱えてきた劣等感が隠しきれなくなってしまったロン。そのせいでハリーとの友情にもヒビが入ってしまいます。
そんな2人を見つめ支えるのがハーマイオニー。特にハリーに対しての表情には、これまでの友情を超えた深い愛情を感じるものがあるんですよね。
また、ダンスパーティーを通してのロンとハーマイオニーのじれったいやりとりには「あぁ男子って…!」と言いたくなるはず。
ぜひ3人の絶妙で繊細な表情に想いを馳せてください……!
【新作舞台にも繋がる「あっけない死」】
そして、アクションと恋模様でワクワクさせてくれた物語を一気に絶望に落とすのが、ホグワーツ代表選手の一人であるセドリック・ディゴリーの死。
人気者でハリーの良きライバルでもあったセドリックの死は、復活したヴォルデモートにより実にあっけなく訪れてしまうのです。
このあっけなさこそが、ヴォルデモートの恐怖そのもの。
また、シリーズの続編であり2022年に日本でも公演される舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』におけるとても重要なポイントでもあるのです。
セドリックの死がどのようなものであったのか、改めて心に刻みつけておきましょう……!
【最初から最後までお見逃しなく!】
今回ピックアップした他にも、
・「移動キー(ポートキー)」や「許されざる呪文」などの新ワード
・磔の呪いをみるネビルの表情
・ハリーから受けたダンスの誘いを断るチョウ・チャンの残念そうな顔
・ヴォルデモートとハリーの杖に起こった現象
などなど今後の作品へつながるポイントは多数(ヴォルデモートの名台詞「お辞儀をするのだ」もあるよ!)。
つまり、最初から最後まで一瞬も見逃せないということです。
今夜9時、みなさん一緒にテレビの前で魔法界への冒険へ出発しましょ〜〜‼︎
参考リンク:日本テレビ
執筆:にのうでプニ子
コメントをどうぞ