非対面式で荷物を受け取れるため、昨今定番となりつつある “置き配” 。しかし便利な反面、安全面においては、やや不安があることも……。

そうしたお悩みをまるっと解決してくれそうなのが、KDDI×ヤマト運輸×プライム ライフ テクノロジーズによる「車のトランクへの置き配」。

スマホを車のカギにする「デジタルキー」を使用することで、荷物を安心・安全に届けてくれるそうなんです!

【アプリで操作するよ】

サービスを利用するための準備はとってもシンプル。

自家用車に専用デバイス「Smart Key Box」を接続し、デジタルキーを利用可能な状態にして、スマホに専用アプリをダウンロードして設定をすればOK。

実際に購入して受け取りまでの流れをざっくり説明すると、

1. ヤマト運輸のEC商品配送宅配サービス「EAZY」と連携するオンラインストアでお買い物
2. 「EAZY」から送り状番号を受け取る
3. 専用アプリから「トランク」「助手席」「後部座席」などの配達先を指定

すると配達員は、所定の時間だけ利用可能なデジタルキーを利用して、車を解錠。指定場所に配達を行ってくれるということです。

【実証実験はじまってます!】

本格的なサービス開始を前に、2022年2月1日から4月30日まで(※予定)実証実験を実施。

デジタルキーを提供するのはトヨタ自動車。

そのため対象となるのは、トヨタ自動車を所有している東京都&愛知県の一戸建てに居住している人のみとなります。

【どんどん便利になってゆく】

4社がタッグを組んだ今回の取り組み。

デジタルキーを活用したトランクへの配達実証実験は “国内初” となるらしく、なんだかワクワクしちゃいますよねぇ。

KDDIの発表によれば、システムの商用化を目指していくとのこと。こうやって、世の中がどんどん便利になってゆくのね……!

参照元:KDDI株式会社
執筆:田端あんじ (c)Pouch