国連UNHCR協会がウクライナの人々を支援できるサイトをオープン / 1000円単位から支援可能です

連日報道されているウクライナで開始された軍事行動。2022年2月27日時点では、約42万2000人が安全を求めて国境を越えました(※参照元より)。

避難を強いられる人が増える中、国連難民高等弁務官事務所の日本公式支援窓口「国連UNHCR協会」が寄付金の受付をスタート。

寄付は1000円以上から可能。ウクライナおよびヨーロッパ地域での救援活動に役立てられるそうです。

【日々深刻化する難民問題】

ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、モルドバなど、隣国に増え続ける難民の数。UNHCRの発表によると、最大で400万人が避難する可能性があるとされています。

いま必要とされているのは、そうした人々への人道的支援。

自分もなにか手助けがしたいと考える人も多いのではないでしょうか。

【寄付の仕方は?】

UNHCRへ寄付をする場合はホームページにアクセス。

提示される金額「1万円」「2万4000円」「5万6000円」「その他」の中から、希望のものを選びます。

「その他」を選択すると、1000円以上から1000円単位で金額を入力可能

寄付方法は「クレジットカード」「コンビニ」「ペイジー」「郵便局・ゆうちょ銀行(払込用紙)」の4つ。寄付は税控除の対象となり、配送される領収証は確定申告に利用できるということです。

【1994年からウクライナを支援】

UNHCRは国連の難民支援機関

紛争や迫害により故郷を追われた人々を国際的に保護・支援し、物資の配布や避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動を行っています。

ウクライナでの支援活動は1994年からスタート。多くの民間人が犠牲となった2014年のウクライナ紛争勃発後も、人々を支援し続けてきました。

こうした実績があるため、どこへ寄付していいかわからない……という人でも安心。自分のできる範囲で支援してみるといいかもしれません。

参照元:国連UNHCR協会Twitter @japanforunhcr
執筆:田端あんじ (c)Pouch