冷たくてさっぱりしたものが食べたくなる今日この頃。きゅうりが美味しい季節がやってきましたよ〜。

今TikTok界隈では、きゅうりを中華風甘酢で和えた「チャイニーズ・キューカンバー・サラダ」こと「蓑衣黄瓜(スオイーホングワ)」がバズっているみたい。

投稿された動画をチェックしてみると……なんときゅうりがバネのようにびょ〜んと伸びちゃって最高にファビュラスなのっ♡ 私もさっそく練習してみたよ!

【きゅうりの中華風甘酢和え】

厳密な決まりはないみたいだけど、複数の動画をチェックしてきゅうり、唐辛子、白ごま、刻んだにんにく、米酢、しょうゆ、ごま油、きび糖、塩を用意してみました。

唐辛子は輪切りにしたものや糸唐辛子を使っていることが多いけれど、チリペッパーやチリフレークで代用している人もいたよ。

【ファビュラスな切り方:なかなかムズい】

まずはきゅうりを全部切らないようにするため、お箸で固定。包丁で半分くらいまで垂直に切り込みを入れます。

きゅうりをひっくり返して、今度はななめ45度に切り込みを入れていきます。

うっかりしているときゅうりをスパッと切ってしまうので集中力が大事だぞ。

【甘酢ダレをつくる】

お次は、ごま油、しょうゆ、米酢、きび糖をよく混ぜて甘酢ダレをつくります。

やや深めのお皿にぐるっととぐろを巻くようにきゅうりを盛り付けて、甘酢をまわしかけます。きゅうりが少ししんなりするまで冷蔵庫で休ませます。

【まだまだ修行が必要デス】

今回の挑戦に使用したきゅうりは3本。果たしていい感じにびょ〜んってなってくれるのでしょうか。

結果、3本中、細身のきゅうりがいい感じに仕上がりました。はじめて挑戦してみたけれど我ながらなかなかの大健闘だぞ。

糸唐辛子、刻みにんにく、白ごまをパラパラとふりかけて完成です。

気になるお味は中国四千年に思いを馳せるほどではなかったけれど、西洋の人々にとってきゅうりを切る時ときにお箸を使うことや、ヌードルのようにきゅうりをいただける点などにアジアっぽさを見出して楽しめているのかなと推測。

日本人にとっては馴染みのあるきゅうりの甘酢和えでした。甘さ控えめで超サッパリ系おかず、こういうのホント身体に染み渡るよね……!

甘酢ダレは蒸し鶏やわかめにも合いそうな味つけになっていますが、切り方がファビュラスなのでシンプルにきゅうりだけで珠玉のひと皿が完成。もっと上手に切れるようになれば、客人をきゅうりでもてなすのも夢ではないのかも!?

上手に切るには修行が必要ですが、ぜひこのきゅうりの切り方に挑戦してみて♪

参考リンク:TikTok
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch