淹れたてのコーヒーの香りって最高に癒やされますよね♪

我こそは無類のコーヒー好きだと自覚しているならぜひ試してみてほしい、ユニークなレシピがKALDI公式ページで紹介されていました。

その名も「香ばし!豆ごはん」。普通に豆ごはんのレシピかな〜と思ったのですが、なんとコーヒーでお米を炊いちゃってるんです……!!

いくらコーヒー好きでもお米炊いてみようなんて思ったことないし、まずその発想がヤバすぎる。でも、どんな味か気になったので作ってたしかめてみることにしました!

【冬のおすすめはイタリアンロースト】

KALDI公式レシピ「香ばし!豆ごはん」を参考に用意した材料は、コーヒー豆(イタリアンロースト)、ミックスビーンズ、米、塩、水

なんとこちらのレシピ、季節に応じておすすめの豆が違うようなのです。今はまだ寒いので冬期におすすめのイタリアンローストでつくってみました。

ちなみに夏はアイスブレンドがおすすめだそう。

イタリアンローストは、酸味が控えめで濃厚な苦味を楽しめる “深煎り派” には定番のチョイスです。

【お米にコーヒーを吸水させます】

まず豆を挽いて、濃いめのコーヒーを淹れます。そして研いだお米に、濃いめのコーヒーに15分吸水させます。

あとは普通モードで炊くだけ。つまり「いつもより少し多く吸水時間をとってね」ということなのだと思います。

炊いている途中に炊飯器から出る蒸気は炭火焼きコーヒーのような香ばしい香りがします。部屋全体にいい香りが広がる〜♡


炊きあがったらミックスビーンズと塩を入れて混ぜましょうっ。

【炭焼きコーヒーみたいなほろ苦がギリギリイケる】

炊きあがったごはんはお醤油で味つけした炊き込みごはんよりも1段階濃いめの茶色でした。

ミックスビーンズでコーヒー豆を表現しちゃうっていうセンスもイケてるよね。

水の代わりにコーヒーでお米を炊いても、イタリアンローストのキレのある後味とコクは健在。エスプレッソをこよなく愛する人ならこの強スイッチに振り切ったほろ苦さはぎりぎりの絶妙加減でクセになっちゃうやつです。

逆に苦いコーヒーが飲めないわ、な人には難しいかも。人によっては好みが二分に分かれそうなほどの苦味なのです。

これまでどのレシピをつくっても間違いなく美味しいKADLIの公式レシピで、初めていい意味で問題作に出会った瞬間でした。

【おにぎりやカレーのアレンジが瞬間お洒落飯に】

けっこうしっかりめに塩を振って、おにぎりにしてもよかったです。シンプルに塩だけなのにまるで焼きおにぎりのように香ばしさ……と表現するのも悩みますが、ひとクセある塩にぎりが楽しめます。

しかもこの香ばしさの正体は醤油ではなくコーヒーときてるだなんて、コーヒー好きにとってはたまりませんよね!

また、カレーを食べるときの白いごはんをこの香ばし豆ごはんにチェンジするだけで、めちゃお洒落なカフェ飯みたいになります。カレーの味つけの邪魔にならないのもポイント高し。

ただし、炊飯器の熱でカフェインが飛んでいるのかどうかは不明なので、夜遅くに食べたり、子どもたちに食べさせるにはちょいと注意が必要です。

真のコーヒー好きのための上級レシピ、ぜひチャレンジしてみて!

参考リンク:KALDI
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch