お母さんへ、日ごろの感謝を伝える「母の日」。

特別なギフトを用意したいけれど、いかんせん、毎年のことなのでマンネリ化しがちに……。何をあげたらいいのか頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。

とある調査においても、約6割が「母の日に贈るものがマンネリ化している」と回答。そのいっぽうで、お母さんの約3割が「もらって困った・使えなかったプレゼントがある」と回答していました。

ということは、「もらって困った・使えなかったプレゼント」や「失敗談」を参考にすれば、むしろギフト選びがラクになる……かも!?

【みんなの悩みをチェック!】

参考にしたのは、メディア「高級ナビ」による18〜69歳までの男女733名を対象にした調査です。

母の日ギフトを送ったことがある人のうち、「プレゼント選びに悩んだことがある」と回答した人は29.1%。

具体的な悩みとして「贈るものがマンネリ化している」(61.2%)、「定番以外のプレゼントを贈りたいが思いつかない」(17.7%)、「好みがわからない」(16.2%)が挙げられています。

【お母さんの声を聞いてみよう】

なにをあげたらいいのかわからないなら、いっそお母さんたちから実際に寄せられた「生の声」を参考にしちゃいましょう!

母の日ギフトをもらったことがあるお母さんたちが選んだ「もらって困った・使えなかったプレゼントTOP3」はこちらです。

1位 衣類(25%)
2位 コスメ(19.4%)
同率3位 ジュエリー(11.1%)
同率3位 食品(11.1%)
同率3位 実用品(11.1%)

こうしてみると定番のギフトばかり! 具体的な意見としては

「靴をもらって、サイズが合わなかった」(38歳)
「赤いスカーフをもらったが、巻くと仮面ライダーみたいで恥ずかしく申し訳ないが使えなかった」(48歳)
「香水をもらったが、自分の好きな香りではなかったから」(42歳)
「子どもが貴金属を買ってくれたけどアレルギーでつけられなかった。子どもは私がアレルギーで貴金属を付けていないと知らなかったのでしょうがないけど、使えず申し訳なかった」(38歳)

といった声が寄せられていました。そのほかには「恐竜のぬいぐるみをもらっても、なんのために使うのか意味不明だから」といった意見も(笑)。

サイズや好み、体質など、もらっても使用できないものはお母さんのほうも心苦しく感じてしまうみたい。このあたりは事前にチェックしておきたいところです。

【失敗談から学ぼう】

本調査では「母の日ギフトにまつわる失敗談」も公開されています。

最も多かったのは「母の好みに合わなかった」「兄弟やいとことプレゼントが被ってしまった」という意見。また、何を買えばいいかわからず「仏壇用の生花」を買ってしまったというコメントも寄せられています。

私が個人的に気になったのは

「地方に住んでいる母へ、東京で暮らしている私から東京名物のお菓子の詰め合わせを送りました。
『こんな事にお金を使わないで、自分のために貯めておきなさい』と言われた。こっちとしては喜んでくれると思っていたから悲しかった」(39歳)

という意見。

なぜなら、私自身もかつて似たような失敗をしたから。大きなバラの花束をサプライズで届けたとき、同じようなことを言われてしょんぼりしたっけ……。

けれど、このすれ違いは「親子ならでは」。母を喜ばせたい子どもと、子どものお財布事情を心配してしまう親との、ボタンの掛け違いといえるのかもしれません。

それにしても、「もらって困ったもの」は意外なほど定番アイテムばかりでした。

だからこそ、プレゼントを選ぶ前に改めてお母さんの好みをリサーチしておくといいかもしれませんね。

まだ母の日ギフトを決めかねている人の参考になりますように!

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

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