台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズ記事では、台湾在住の筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
第17回は、パクチーが入った(!)ピーナッツアイスクレープこと「花生捲冰淇淋(フアシェンジュエンビンチリン)」。台北・南機場夜市にしかない、オリジナリティあふれる人気メニューをご紹介します♪
【花生捲冰淇淋ってどんな食べ物?】
「花生捲冰淇淋」とは、クレープ生地にピーナッツ、アイスクリーム、パクチーをのせてくるっと包んだスイーツ。
「えっ、パクチーをスイーツとして食べるの?」と驚くかもしれませんが、パクチー独特の香りと意外にも相性がよくクセになるおいしさになるんです♪
【南機場夜市「捲捲村」がおすすめ!】
さまざまな夜市や屋台で売られている「花生捲冰淇淋」ですが、私のおすすめは南機場夜市にある屋台「捲捲村(ジュエンジュエンツン)」。
このお店ではバニラアイスクリームだけでなく、ティラミスアイスなど店長さんのオリジナリティがキラリと光るメニューがあります。台湾ではここでしか食べられない&数量限定ということもあり、若者たちを筆頭に大人気!
店長さんに「1日限定何個あるんですか?」と聞いてみると、「毎日手作りなので日によって作れる個数は違うよ」とのこと。混雑具合にもよると思うので、絶対に食べたいならば早めにいくのをおすすめします。
【作っているところは必見です!】
今回注文したのは、数量限定メニュー「堤拉米斯 花生捲冰淇淋(ティラミースーフアシェンジュエンビンチリン)」。価格は100元(約453円)です。
ちなみに、パクチーが苦手な人は「不要香菜(ブーヤオシャンツァイ)」と伝えれば抜いてくれますよ!
ここで注目したいのが、作り方。見るのがとっても楽しい〜っ。
まずはピーナッツをキャラメルでレンガのように固めた大きな塊を、専用のカンナでガリガリと削っていきます。
薄く焼いたクレープ生地に、削ったばかりのピーナッツをたっぷりとのせます。その上にティラミスアイス、さらにピーナッツをのせます。
最後にパクチーをパラ~っと散らします。緑が映えてますね!
あとはくるっと巻いたらできあがり♪
【絶対クセになるから…!】
渡された「堤拉米斯 花生捲冰淇淋」はぷくっと四角くてなんだか可愛い見た目です♪
ザラっとした舌触りの削ったピーナッツの食感と素朴な味に、ラム酒が絶妙にきいたティラミスアイスは濃厚でオトナな甘さが広がり幸せ~♡
そこにあとから追いかけてくるのは、パクチーの独特な香り。全体の味が引き締まるし相性がいいんですよね。行列ができるのも納得です。
【南機場夜市で食べたい絶品スイーツ】
南機場夜市は多くの地元民で賑わう夜市で、行列ができている名店がたくさん。より詳しいアクセス方法は「第15回の潤餅捲」からチェックしてくださいね!
ちなみに、ガツんとパクチーの味を楽しみたいならノーマルな「花生捲冰淇淋」がおすすめ。食べ比べてみるのも楽しいと思いますよ♪
■今回紹介した店舗の情報
店名:捲捲村(Facebook)
住所:台北市中正區中華路二段313巷5弄20-1號(Googleマップ)
営業時間:16:00~23:00
定休日:なし(臨時休業日はFacebookをチェック)
※日本円への換算は、2023年6月現在のものです
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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