日本の昔ながらの朝食といえば「ごはんとみそ汁」ですが、アメリカの昔ながらの朝食は「パンケーキにソーセージ、スクランブルエッグ」だそう。

しかも、そんな定番コンボをひとまとめにしたカップヌードルがアメリカには存在するらしいのです。

「イヤ、なんでまとめちゃったの…」とはじめは思ったのですが、ほんのちょこっとだけ食べてみたいような気もする……。

日清さんに問い合わせてみたところ、アメリカから取り寄せてくれることに! それでは、編集部に届いた “未知の味” をさっそくいただいてみます!

【この香り、なにかに似ているな】

アメリカ限定の日清カップヌードル「ブレックファースト(BREAKFAST)」。

パッケージには「メープルシロップパンケーキ、ソーセージ、そして卵」という文字。メープルシロップがとろりとかかったパンケーキのイラストに息を飲みます。

フタを開けると、コンソメのような匂いとメープルシロップの甘い香りが漂ってきました。

あまり嗅いだことのない組み合わせの香りだけど……この甘じょっぱい感じから想像するに「マックグリドル」みたいな感じなのでしょうか!?

ソーセージをイメージした謎肉、カップヌードルでおなじみのふわふわ卵も入っていますね。

【見た目は美味しそう…(期待)!】

このカップヌードル、日本のものとは作り方が違うのも特徴。フタを開けたら、お湯ではなく水を入れて、1000wのレンジで4分チンするようです。

我が家には1000wのレンジはないため、600wで様子をみながら4分ほどチンしてみたところ、かなり汁少なめのカップヌードルが出来上がりました。アツアツなので取り出すときには気を付けて!

湯気と共に立ち上る、メープルシロップ×パンケーキの甘〜い香り。混ぜるたびに、カップヌードルらしからぬ匂いが漂います。

匂いのおかげで脳がバグを起こしそうになりましたが、ツヤツヤとしたやや太めの麺が美味しそう! 韓国のインスタント焼きそばっぽい麺に食欲をそそられます

【〇〇のクオリティーが高い!】

カップヌードルとしてのビジュアルは合格、けれど香りは前代未聞。意を決してひと口食べてみると……全体的にうっすら甘い。

麺もスープもほのかな甘さをまとっていて、後味にバターっぽさも感じました。

なんとも不思議な味ですが、謎肉ソーセージのクオリティーが異常に高い!!!!!

しっかり塩味と旨味を感じる、ソーセージそのものの味わい。卵も「卵そのもの」で、メープルシロップ×パンケーキ風味の麺と組み合わせると、想像していた以上に味のバランスが取れています。

麺やスープだけだと、甘さしかなくて違和感を感じるかもしれませんが、具と合わせて食べるとわりとイケるわ…… !

【好みが分かれる味わいでした】

「カップヌードル=しょっぱいもの」という先入観さえ捨てれば、アメリカ限定カップヌードル「ブレックファースト」も食べれるのかも。

私の場合、もう1度食べたいかと言われたら、正直「YES」とは言い難いですが(笑)、「私は好きだよ!」という人もいそうです。もしもアメリカで遭遇したら食べた感想を教えてください!

参考リンク:Twitter @OrigCupNoodles
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch