今年2023年のはじめあたりからTikTokを中心に、SNSでよく見かけるようになった「暗殺者のパスタ」。なにやら物騒な名前ですが、イタリアで流行している上に、日本のテレビでも取り上げられているんです!

材料はシンプル。手順も簡単。それでいて美味しいって……作ってみるっきゃない。

しかしこのパスタには意外な落とし穴がありました。リスクを背負って解決策も考えてみたので、ぜひ参考にして!

【材料&作り方をチェック】

刺激的な味わいと香ばしいおこげが魅力だという「暗殺者のパスタ」。様々なレシピの中から、今回はクックパッドニュースのレシピ動画を参考に作ってみました。

用意した材料はこちら!

・パスタ 100g
・トマト缶 200g
・水 300ml
・塩 3g
・にんにく 2かけ
・鷹の爪 1本
・オリーブオイル 大さじ1.5

■作り方
①にんにくと鷹の爪を細かく刻む
②オリーブオイルと①をフライパンに入れてから、火をつけて、キツネ色になるまで炒める
③トマト缶&水&塩を混ぜたものを少量フライパンへ入れて、半分に折ったパスタを投入
④水気がなくなるまで、おこげを作るイメージでパスタに火を通す
⑤これをで2〜3回繰り返す ※「トマト缶&水&塩を混ぜたもの」がなくなるまで

ご覧のとおり、材料もシンプルで作り方もとってもカンタン♪ さて、気軽にいきますよ〜〜!

【事件です】

にんにくと鷹の爪を刻んだものをオリーブオイルで炒めるところまでは順調。

ところが、「トマト缶&水&塩を混ぜたもの」を少量入れた瞬間、ビシャーーーーーーーーー!!!!! と油がはね、トマトが混じった真っ赤な油と液体が方々に飛び散っていったのであります。

これ、事件です。

コンロもその周囲も、床も、少し離れた場所にあった冷蔵庫にも、真っ赤な痕跡を発見。「え、こんな場所まで?」といったあたりにも痕跡があり、あまりのことに頭を抱えてしまいました。

実は、お兄ちゃんサイト「ロケットニュース」でも同じ事件が起きていたので、覚悟はしていたんです。でも、まさか、ここまで飛び散るなんて。油もすごいし、コンロがギトギトだよおおお!!!!!

【味は美味しいんだよなぁ…】

悪戦苦闘の末にできあがったパスタは、麺もちもち&味しみしみで、とっても美味しかったです。

トマトのほどよい酸味とパンチの効いたにんにくの香り、鷹の爪のピリリとした刺激、そして香ばしいおこげ……! 味付けが塩だけとは思えない、非常に食べごたえのある「旨辛パスタ」ができあがりました。

【解決策を考えてみた】

味は大満足だけど、また同じ目に遭うくらいなら2度と作りたくないな。ぶっちゃけ、コレが私の本音です(笑)。

フタをしながら作るのもいいけど、そうすると煮詰めるときに時間がかかる&おこげが上手にできないんですよね。でも諦めたくなかったので、解決策を考えてみました。

そして編み出した解決策が、こちら。

①にんにく&鷹の爪を炒めたあと、火を止めて少し冷ます
「トマト缶&水&塩をまぜたもの」をすべてフライパンへ入れて、パスタも投入
③水気がなくなりおこげがつくまで火を通す

実際に試してみましたが、この方法なら、ほぼ飛び散らないですみました! これでも味はほぼ変わらなかったし、私は満足。

ポイントは「とにかく油を冷ます」こと。皆さんもぜひトライしてみてください♪

参照元:Twitter @cookpad_news楽天
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch