酵素のはたらきで肉や魚など素材の旨味を引き出してくれる「塩糀」。
塩糀の魅力はなんとなく知ってるつもりだけど……どうですか皆さん、ぶっちゃけ使いこなせてます?
そんな人におすすめしたいのが、マルコメ「プラス糀 塩糀パウダー」です。
文字通り塩糀を粉末化したものなんですが、使いやすさがよりパワーアップして、時短料理に一役買ってくれるんだそうな。
商品が編集部に届いたので、ワクワクしながら「基本のからあげ」を作ってみることに。塩糀パウダーを使うのと使わないのじゃ大違いで、思わず笑みが溢れる結果になったよ。
【パウダー化、いいこといっぱい】
「プラス糀 塩糀パウダー」の基本的な使い方は、「肉料理にふりかけて旨味を引き出す」「揚げ物の下味」「炒めものの調味料」。
パウダータイプだからより馴染みやすいのでしょうか。漬け込む時間も短くて従来品「塩こうじ」と比較して漬け時間は半分になるんだそう。調味料として加えても水っぽくならないので、チャーハンや炒めものにも便利です。
また、原材料も「米こうじ粉末(国内製造)、食塩」とパウダー化しても添加物など余計なものが入っていないのもポイント高いですよね。
賞味期限も生のこうじと比べて半年と長め。開封後は直射日光や高温多湿を避けた涼しいところに保存すればOK。
【基本のからあげ】
今回は基本をおさらいすべく、マルコメの公式レシピ「基本のからあげ」を参考に材料をそろえてみました。と言ってもいつものからあげの材料に「塩糀パウダー」をプラスしただけ。
・プラス糀 塩糀パウダー
・鶏もも肉
・にんにく(おろし)
・しょうが(おろし)
・片栗粉
・揚げ油
・リーフレタス
・ミニトマト
・レモン
【塩糀パウダーありとなしで比較してみた】
鶏もも肉は大きめのひと口大にカットします。
保存バックに鶏もも肉、しょうが、にんにくを入れます。
そして今回は、比較するために何も入れない「塩糀パウダーなし」とお肉の重量の3%ほどの「塩糀パウダーあり」を作ってみました。
どちらも全体を揉み込みんだら5分置きます。
あとは、片栗粉まぶして……
揚げていきますっ!
【見た目全然違うじゃん!】
下味をつけたときには硬さや見た目に違いは出ませんでしたが、油で揚げてみると一目瞭然です。
「塩糀パウダーあり」のからあげはこんがりきつね色になるのが早かったです。ジュワジュワした音もやや強めで、作っている段階からすでに食欲をそそります。
いっぽう「塩糀パウダーなし」のからあげは、きつね色になるまで時間がかかりました。
【塩糀パウダーあり:お肉がやわらかくジューシーに】
まずは「塩糀パウダーなし」のからあげからいただきます。
にんにくとしょうがのみのシンプルな調味料で、下味をつけたとも言えない状態ですが、お肉をそのまま揚げたワイルドな味でした。しっかり火が通っているので、お肉の硬さがちょいと気になります。
次は「塩糀パウダーあり」のからあげ。
使用したもも肉、にんにく、しょうがはすべて同じものを使っているのに塩糀パウダーをプラスしただけで、こんがり美味しそうなきつね色に。包丁でカットしたときも、お肉がやわらかいことがわかります。
揚げたてはお肉がふっくら、じゅわっとジューシーに仕上がっているのですが、冷めて少し時間がたっても固くならず美味しさも健在。お肉本来の旨味を最大限に活かしてくれていました。
お弁当に入れるなら断然こっち。むしろ、パウダーをふりかけて5分置くだけでこんなに美味しく仕上がるなら、お料理教室もいいけど塩糀パウダーに課金という手も大いにありなのではと思いました。
あるとないではかなり美味しさにかなり違いが出るので、おうちで作るからあげの腕を上げたいときはぜひ使ってみてください♪
参考リンク:マルコメ、マルコメレシピ「基本のからあげ」
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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