人間ドラマの積み重ねによって生まれた、日本の歴史。

教科書には載っていないような人間臭い出来事にこそ、好奇心をかきたてられます。

2023年12月11日発売の書籍『9割が答えに詰まる 日本史の裏面』には、日本史の舞台裏で起きた出来事が掲載されているのだそうです。

誰もが知るあの歴史の背景には、いったい何が起きていたのでしょう?

【遣隋使には通訳がいたの?】

数千年におよぶ日本の歴史の舞台裏にスポットライトをあてた『9割が答えに詰まる 日本史の裏面』(税込み1078円 / 青春出版社)。歴史の奥深くに埋もれたロマンを発掘し、現代に蘇らせることを使命としている研究グループ「歴史の謎研究会」による著書です。

さっそく本の中身をのぞいてみると……「古代」「鎌倉・室町」「戦国」「江戸」「幕末」「明治・大正・昭和」にまつわる謎でいっぱい!

・どうして古墳のある場所には蛾(が)がよく集まるの?
・遣隋使ではだれが通訳を務めたの?
・北条氏はなぜ将軍にならず執権にとどまった?
・江戸時代の人は「夫婦」であることをどうやって証明したの?
・藩を廃止する「廃藩置県」に反対する大名はいなかったの?

など、気になる話題が目白押しなんです。

【ずっと気になってた謎が解けるかも】

私が興味を惹かれたのは、日本全国に伝わる「徐福(じょふく)伝説」に関する記載です。

「徐福」とは、秦の始皇帝に仕えていた方士(ほうし ※神仙の術を身につけた者)のこと。日本に渡来したという伝説がまことしやかに囁かれています。

本書では、「徐福伝説」をただの伝説では片付けられない理由がつづられているとのこと。ホントのところはどうなのか、ぜひとも読んでみたいぞ……!

【歴史にどっぷりハマりたくなる1冊】

歴史を勉強中の子どもはもちろん、大人も楽しめそうな書籍『9割が答えに詰まる 日本史の裏面』。9割が応えに詰まってしまうであろう、さまざなま謎を網羅した、歴史好き必読の1冊です。

勉強の1科目としてではなく「実際に起きた出来事」と考えると、なおのこと深い趣きがあります。別角度から歴史を深掘りしたい人は、ぜひ手にとってみて。

参照元:プレスリリースAmazon楽天
執筆:田端あんじ (c)Pouch