「今年は恵方巻を自作するぞ〜!」と意気込んだわたし。久しぶりに “My 巻きす” を出してみると、紐も取れかかってるし、ずいぶんくたびれてました。そこで年代物の巻きすを新調すべくダイソー行ってみると、巻き寿司用の寿司型を発見。
もしかしてこれがあれば、巻きすより簡単に作れるのかも!?
どれだけ簡単なのか、それともむしろ難易度が上がっちゃうのか、気になったので実際に購入して恵方巻きを作ってみました。
【太巻きの形をした押し寿司を作るやつ】
ダイソーで購入したのは、「寿司型 巻き寿司用 太巻き」と「寿司型 巻き寿司用 細巻き」の2種類。どちらも税込110円です。
「寿司型 巻き寿司用 太巻き」は2つのパーツが入っていました。巻きすのようにのりごと巻いていくわけではなく、太巻きの形をした押し寿司をつくるイメージです。
【チョイスする具材でセンスを試される】
酢飯とのりのほかに、市販のかんぴょう、さくらでんぶ、カニカマ。カットしたきゅうりと自作の厚焼き玉子、自力で味つけに挑戦したにんじんとしいたけを用意しました。
具材は7種だと縁起がよいそうですが、家族全員で食べられるような具材を中心に選んでみたら、冷やし中華の準備っぽくなっちゃいました。
色合いなども考慮しなきゃいけないので、具材のチョイスにセンスが問われます。
【太巻きに初挑戦】
容器と押しフタを水で濡らしたら、酢飯を7分目くらい入れ、中央にくぼみを作り具材を入れます。
枠のすりきり近くまで酢飯を入れたら、押しフタを押し下げ形を作ります。
フタをはずし、のりの端にくる位置で型を裏返したら、押板を押して酢飯を取り出します。あとはクルクルと転がしながらのりを巻き付けるだけです。のりの端を下にして置いておくと端がきれいにくっつきますよ。
型の内側はエンボス加工がされていますが、正直あまり信用ならないので、太巻きを1本作るたびに型に水をつけて使うことをおすすめします。そうするとごはんがくっつきにくかったです。
またしゃもじやお箸よりも、酢飯作りに余った酢を手につけ、濡れた状態で行うほうが作業がスムーズでした。
【しゃもじやお箸よりも手が扱いやすいです】
乾いたまな板と、濡れ布巾で濡らした包丁で両端をカットしてみると……
はじめて作ったわりにちゃんと7つの具材が見えてていい感じ! 恵方巻きなら1本まるごとで。
太巻きなら、お好みの厚さにカット。
【細巻きのほうが取り出しにくい】
つづいて、細巻きに挑戦してみましょう。こちらは3つのパーツが入っていました。
中子に酢飯を入れてから枠にセット。くぼみを作って具材を入れたら押しフタで押し下げます。
ただこちらも使う前にしっかり水で濡らさないと、酢飯が取り出せなくなるので注意。太巻きに比べて酢飯の重量がないせいか、細巻きのほうがやや取り出しにくいと思いました。
どうしても出ない場合は、型とごはんの間にスケッパーのようなものを差し込むと、ご飯のカタチを崩すことなく取り出せましたよ。
【コツいらずで子どもたちと一緒に作れる】
慣れている人なら巻きすのほうがきっと便利だとは思いますが、恵方巻きをはじめて作るときの「酢飯の量ってどのくらい?」がイメージできない人にはめちゃおすすめ。
この型を使用すれば、子どもたちと一緒に好きな具材で恵方巻きが作れるのも魅力のひとつでした。自分の好きな具材で作れるっていいよね!
ギュギュッと型にはめるので、手巻き寿司やおにぎりに比べてごはんがポロポロこぼれない太巻きも細巻き。節分の季節関係なく、日常使いしても全然アリな商品でした。
参考リンク:ダイソー(1)(2)
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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