長い冬がようやく終わり、待ちに待ったお花見シーズンがスタート!

お酒好きにとってのお花見のお供といえば「お酒」。私は圧倒的「ワイン派」なので、お花見には必ずワインを持参するのですが……飲んだワインのラベルをなるべく取っておきたいのに、上手にはがせない!!!!!

ですが、そんな悩みをまるっと解決してくれる方法があるというのです。

【日本酒の醸造元が伝授!】

私はワインが美味しかったとき、その味にもう1度出会いたくて、ラベルを取っておくようにしています。ワインボトルって、造形や色が美しいものが多いので、花瓶やウォーターボトルとして再利用する人もいると思うんです。

でもワインのラベルって、なかなかうまくはがせないんですわ(涙)。

というわけで、参考にしたのは「日本酒の醸造元が教える『日本酒のラベルのはがし方』」です。

秋田「まんさくの花」醸造元・日の丸醸造株式会社のTwitter(現X)アカウントによると、日本酒のラベルをキレイにはがしたいときは、次の手順で行うとよいのだそう!

①ラベルを2〜3分ほど水に浸す
②ラベルを覆うようにラップを巻いてしっかり密封
③そのまま1時間待つ
④ラベルの端からゆっくり丁寧にはがす

私はラベルを濡らしたあと、タオルである程度水気を拭いてからラップを巻きました。

【3つのパターンで試してみました】

それではさっそく実践! 日の丸醸造株式会社のポストをみると「水よりもぬるま湯のほうがより効果的」「糊ならあっさり取れるけどシールは強敵なので時間をかけたほうがいい」とのこと。

この点を踏まえた上で、次の3パターンで検証してみることにします。

①水+ワインボトル

②ぬるま湯+ワインボトル

③ぬるま湯+インスタントコーヒーの空きビン

ワイン以外のボトルではどうなるのかも知りたかったので、コーヒーの空きボトルでも試してみました。結果はこちら!

①水+ワインボトル
→表面の薄い紙だけぺらーっとはがれたけど肝心の接着面がなかなかはがれない

②ぬるま湯+ワインボトル
→①とほぼ同じ(それでも①よりはスムーズ)

③ぬるま湯+インスタントコーヒーの空きビン
→気持ちいいくらいスルスルはがれたーーー!

まさかの「コーヒーだけ成功」という結果にちょっと笑ってしまいましたが(笑)、今回私が選んだワインのラベルがたまたま、はがしにくいと言われていた「シール」だったのかも……?

気を取り直して、後日「ワインボトル×ぬるま湯」で試してみたら、コーヒーのときと同じようにスルスルとはがれてくれました。

糊かシールかを見分けるのはなかなか難しいと思うのですが、今回試してみて、ラベル自体にやや厚みのあるタイプ=この方法ではがしやすいように感じた次第です。

とっても簡単なので、皆さんもぜひお試しあれ!

参考リンク:Twitter(現X)@mansakusake
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch