台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
今回ご紹介するのは、茹で鶏のセット「雞肉飯(ジーロウファン)」。地元民で賑わう台北のローカルな夜市「南機場夜市(ナンジーチャンイエシー)」の有名店に行ってみましょう♪
【どんな食べ物なの?】
台湾の「雞肉飯」は、ご飯のうえに茹でてほぐした鶏むね肉をのせたものが一般的。
しかし、お店によって “茹で鶏とご飯のセット” を「雞肉飯」として提供するところもあるんです。今回ご紹介するお店もこのタイプです!
私が訪れたのは、南機場夜市の入り口近くにある有名店「山內雞肉(シャンネイジーロウ)」です。平日夕方5時過ぎと夕食には少し早めの時間を狙って行ったものの、すでに10人くらいが並んでいるではないですか!
【意外とスムーズに進みます】
ローカルな雰囲気にちょっぴりためらってしまいますが、店頭に掲示されているメニューには日本語訳もあって安心。ただし読み方がわからない場合は、スマホのカメラなどで撮影して、指さしで注文するとスムーズですよ♪
イートインとテイクアウトは同じ列に並ぶので、さっそく列の最後尾へ。並んでいても意外と回転がはやく、結果的に10分ほどで自分の番がきましたよ!
まずは店員さんに、「イートイン(内用 / ネイヨン)」か「テイクアウト(外帶 / ワイダイ)」かを伝えましょう。
続いて注文したいメニューを告げ、先に会計を済ませます。料理はその場ですぐに提供されるので、イートインの場合は料理ができあがってから空いている席へ座りましょう。
【ツヤツヤの茹で鶏にご飯がすすむ〜♡】
私が注文したのは、看板メニューの「山內雞肉飯(シャンネイジーローファン)」。茹で鶏、タレがかかったご飯、スープのセットでお値段は120元(約570円)です。
茹で鶏は、新鮮なお肉が使われているんだろうなぁと思うくらい弾力があってジューシー。骨があって少し食べにくいのですが、これがまた現地ならではの雰囲気を味わえていいんですよね〜!
甘辛いタレとの相性が抜群ですし、細切り生姜が全体の味をひきしめてくれるのがたまらないっ。ご飯にもこのタレがかかっていて、ご飯がめちゃすすむ~!
セットのスープは「當歸清雞湯(ダングイチンジータン)」という、具材が入っていない薬膳鶏肉スープ。旨味とコクがあって、疲れた身体に染み渡りました♡
【ローカルな南機場夜市へ】
南機場夜市は台北MRT小南門駅から徒歩20分ほどとアクセスはイマイチですが、コスパの高いグルメがそろっていると地元民に評判の夜市なんですよ。
以前Pouchで紹介した、具沢山クレープ「潤餅捲」や蒸し煮タイプの「臭豆腐」、パクチー入りピーナッツアイスクレープ「花生捲冰淇淋」なども、この夜市の名物グルメです。
ぜひ、地元民にまじって現地ならではのメニューを味わってみてくださいね♪
※日本円への換算は、2024年4月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:山內雞肉(Facebook)
住所:台北市中正區中華路二段307巷20-3號(Googleマップ)
営業時間:11:00~21:00
定休日:土曜日
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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