レジ袋が有料になってから早4年。すっかりマイバッグが定着したように見えるし、これによって急速に “脱プラスチック” が進んだように感じられます。

ある調査によると、脱プラスチックのアクションとして「マイバッグの持参」と回答した人はなんと100%(!)でした。そのいっぽうで、「ぜひ脱プラスチックしてほしいもの」「脱プラスチックしたいけれど難しいと思うもの」もあるようで……?

【脱プラ、どれくらい浸透してる?】

サステナブルな暮らしをガイドするサービス・ELEMINISTが20〜50代以上の男女53名を対象におこなった「脱プラスチックに関するアンケート」において、「普段の生活で脱プラスチックを意識している」と回答した人は98.1%。さらには、ほぼ全員がマイバッグを持ち歩く習慣が定着したと答えています。

■マイバッグを持参する生活
完全に定着した:71.7%
だいたい定着した:28.3%

また、94.3%の人が「使い捨ての割りばし・フォーク・スプーンを断る」、83.0%の人が「使い捨てストローを断る」と回答していました。あの、これってかなりの浸透率じゃありません……?

【ぜひ脱プラスチックしてほしいもの】

しかしながら、私たちの周囲をよく見まわしてみると、まだまだプラスチック製品で溢れていることがわかります。

今回のアンケートにおいて、過剰・不要だと思うプラスチック製品としてあげられていたのは「通販の緩衝材」「外包装フィルム」「個包装」です。通販の緩衝材、必要なのかもしれないけれど、いつも大量に捨てる羽目になるのでよくわかるわ〜!

そのほかには、「ぜひ脱プラスチックしてほしいもの」として、野菜・果物の包装、お菓子・通販・プレゼントの包装、消耗品の容器(化粧品や洗剤)などがあがっています。

【脱プラチックしたいけれど難しいと思うもの】

だけど……現実的に考えると脱プラスチックが難しいものもありますよね。今回のアンケートにおいては、「脱プラチックしたいけれど難しいと思うもの」として

・食品用ラップ
・食品用トレイやお菓子の袋などの食品関連

が多くあげられていました。たしかに、食品に関するもの(おもに生もの)は衛生的な問題をクリアしなければならないですし、ひと筋縄ではいかなそう!

そのほかには「テイクアウト系の食品」「プレゼントの梱包」「洋服」などをあげる人もいました。さて、あなたはこの結果をどう思うでしょうか。

参照元:ELEMINISTプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch