台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。

このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。

今回ご紹介するのは、オーギョーチー。台北・雙城街夜市(シュアンチェンジエイエシー)で、好きなトッピングをプラスして味わってみましたよっ。

【オーギョーチーってどんなスイーツ?】

オーギョーチーとは、台湾の植物・愛玉子からつくられるゼリーのこと。

台湾の屋台では、レモンシロップを加えた「愛玉檸檬(アイユーニンモン)」が、スイーツやドリンクの形で提供されています。

【雙城街夜市の人気屋台へ】

私が訪れたのは、台北・雙城街夜市の屋台「城市愛玉(チェンシーアイユー)」です。

屋台の目の前に小さなカウンター席、そして周辺にテーブル席が設けられています。ローカル感満載ですねっ。

【どうやって注文するの?】

注文はまず、屋台前でトッピングを1~4種類選びます。

そうすると、お店の方がそれぞれすくってお椀に入れ、甘いシロップと氷をかけて提供してくれます。どれを選んでも、お値段は55元(約250円)です。

看板に書かれているトッピングは以下のとおり。

・レモン(檸檬/ニンモン)
・オーギョーチー(愛玉/アイユー)
・フングイ(粉粿)
・台湾風くずきり(粉條/フェンティァオ)
・緑豆(綠豆/リュードウ)
・仙草ゼリー(仙草/シエンツァオ)
・タピオカ(粉圓/フェンユエン)
・ハトムギ(薏仁/イーレン)
・お米でできた太麺(米苔目/ミータイムー)
・あずき(大紅豆/ダーホンドウ)

これ以外に、白キクラゲ(白木耳/バイムーアー)もショーケースに並んでいました。

トッピングのチョイスで注意したい点がひとつ。レモンシロップのオーギョーチーを食べたいときは、4種類のトッピングのなかに必ず「オーギョーチー(愛玉)」と「レモン(檸檬)」を含めましょうっ

実は私、勘違いしてそれ以外のトッピング4種類だけで注文しちゃったことがあるんです。

結果、オーギョーチーが入っていないトッピング盛り盛りのあま~いスイーツが出てきました。これはこれでおいしいけど、私が食べたかったものじゃない……!という結果に(涙)。

なので今回はちゃんと、オーギョーチー、レモン、タピオカ、白キクラゲの4種類を選びましたよ~!

【ぷるんと爽やか♡】

さっそくひとくち食べてみると……オーギョーチーはぷるんとなめらかで、レモンの酸味を感じる甘いシロップがやさしく絡み合います。

タピオカのもちもち食感、白キクラゲのコリコリした食感が同時に味わえるのもうれしい~~~。

爽やかな甘さが心地よくて、食後でもするっといただけちゃいました。食べ歩きの〆デザートにめちゃおすすめです♪

【実は日中も食べられるよ】

雙城街夜市の最寄り駅は、台北MRT中山國小駅。実はこの夜市は24時間営業で、いつ行っても何かしらの食べ物屋台が営業しているんですよ。

今回訪れた「城市愛玉」の営業時間も11時30分から深夜1時までと長く、日中でもオーギョーチーが食べられるんです。台湾旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいねっ。

※日本円への換算は、2024年8月現在の情報です。

■今回紹介した店舗の情報

店名:城市愛玉
住所:台北市中山區雙城街17-2號中央攤販(Googleマップ)
営業時間:11:30~深夜1:00
定休日:なし

撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch