皆さんは「カルグクス」なる韓国の麺料理をご存じでしょうか? なんでも、ソウルの南大門市場には「カルグクス横丁」なんて通りもあるぐらい、韓国ではなじみあるグルメのようなんです。

このたびその味わいをインスタント麺で味わえる「イワシカルグクス 袋麺」が日本に初上陸!

商品がPouch編集部にも届いたので、さっそく作ってみることにしました♪

【カルグクスって…何!?】

イワシカルグクスは、「辛ラーメン」で有名な農心が1997年から韓国で販売しているロングセラー商品。

「カル」は包丁、「グクス」は麺という意味で、包丁で切って作るうどんのような麺がカルグクスの特徴だそう。さらに、イワシの出汁が効いているため、「イワシカルグクス」という名前がつけられています。

袋を開けると、中には丸い形状のインスタント麺、かやく、スープの小袋が入っていました。

作り方は550mlの水を沸騰させた中に麺、スープ、かやくを入れ、5分間煮込めばOK。

透明感あるスープに平たい麺の組み合わせは、なんとなく日本のうどんを思わせます。では、いただいてみましょう!

【旨味がありながら優しい味わい】

まずはスープをひとくち。魚介らしい出汁の効いたまろやかな味わいが口の中に広がります。

イワシの出汁というと日本でも煮干しでおなじみなだけに、まったく違和感がありません。むしろ、前にどこかで食べたことがあるようなちょっとした懐かしさすら感じます。ただし、ほんのちょっぴりピリリと唐辛子の辛さを舌に感じるのが韓国らしいです。

麺は平たくつるつるしていて、形状といいのど越しといい、日本のきしめんにかなり近い感じ。生麺に近いなめらかな食感は、油で揚げていないノンフライ麺というのも影響しているかと思います。

韓国のインスタント麺、しかも農心と聞いて、刺激たっぷりの味を想像していたのですが、旨味がありながらもあっさりしていて、体じゅうに優しく染み渡るかのよう! 韓国でカルグクスは飲んだ後のシメとして人気というのも納得しちゃいました。

【シメはお粥アレンジで♪】

さて、実はこちら、麺を食べた後にもお楽しみがあるんです♪ それは、残ったスープにアレンジを加えてお粥にするというもの。もちろん私もやってみようじゃないですか!

残ったスープにごはんと玉子を入れて火にかけながらよくかき混ぜ、仕上げにごま油を垂らせば……ハイ、韓国粥のできあがり♪

スープの出汁が染み込んだアッツアツのごはんが最高……!!! これまた二日酔いになった日の朝ごはんや、風邪で温かくて胃に優しいものを食べたいときなどにぴったりそうです。

ネギやキムチ、韓国のりなどを追加してもよいですし、煮込む時間で雑炊っぽいお粥にしたりおじやのようなお粥にしたりとアレンジのしがいもあるかと思います。ぜひシメの韓国粥までしっかり味わいつくしてくださいね!

【人気商品が日本でも販売スタート!】

「イワシカルグクス 袋麺」は全国販売中。韓国食品を取り扱っているスーパーなどだと見つけやすいかもしれません。

「韓国料理は好きだけど辛いのは苦手」という方や「目新しい韓国インスタント麺を食べてみたい」という方はチェックしてみてください! 韓国で誰もが知る定番グルメをおうちで手軽に楽しみましょ♪

参考リンク:農心ジャパン
撮影・執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch