ここ半年ほどSNSで名前をよく聞くようになったキッチン用スポンジ「サンサンスポンジ」。試しにみんなの口コミを見てみると……「全然へたらないのに使いやすい」と大評判じゃあないの!
とはいえ、所詮スポンジはスポンジですよね? みんなスゴイっていうけど、ぶっちゃけ話盛ってたりしない?
そんな疑念を抱きつつ、ほかのスポンジとどう違うのか徹底比較してみたところ、全然話を盛っていないという事実に気づかされました。おまけに、サンサンスポンジとほぼ互角の実力を持つスポンジも発見しちゃったよッ!!
※記事のリンクより購入いただくと、売上の一部がPouchに還元されることがあります。
【サンサンスポンジってなに?】
毎日の食器洗いをワンランクアップしてくれる、とSNSでバズりまくっているダイニチ・コーポレーションによる大人気商品「サンサンスポンジ」。どんな特徴があるのかというと……?
・新品のようなフォルムがいつまでも持続(高い形状記憶でへたりにくい)
・適度な弾力がある
・汚れをスムーズに落とす
・泡立ちがよく水切れがよい
・だからスポンジを衛生的に保てる
いや、めちゃめちゃ優秀!!! それでいて、カラーバリエーションも豊富で好きな色を選べるといいます。
しかもですね、こんなにもハイスぺなのに1個あたりのお値段は396円なんですよ。従来のスポンジよりは多少値が張るけれど、長く使えるのならコスパ良すぎじゃありません?
【3種類のスポンジで比較してみました】
本当に実力があるのかどうか、実際に購入して試してみることに。せっかくなので他ブランドのスポンジと徹底比較してみましたよ~!
<用意したスポンジ>
・サンサンスポンジ(1個 396円)
・パックスナチュロン(1個 約220円)
・ピカッとキレイ泡キッチンスポンジ(1個 107円)
パックスナチュロンは、当編集部スタッフが「サンサンスポンジと間違えて買った」というくらい、サンサンスポンジによく似た商品。
いっぽう「ピカッとキレイ泡キッチンスポンジ」はスーパーでも手に入る、いわゆる “普通のスポンジ” です。いずれもポリウレタンを使用しており、開封直後は「ごわごわ」とした手ざわりをしていました。
それぞれ約2カ月使用してみた正直な感想はこちら!
■サンサンスポンジ
厚さわずか7mmの圧縮パッケージで届き、開封するとたちまち一般的なスポンジのサイズ(!)に膨らむ。
開封直後はごわごわして固いけど、いざ使い始めてみると、洗い物のかたちにフィットしてしっかり汚れを落としてくれる。使い始めてから1週間ほどで手になじむように。
食器を傷つけることもないし、泡立ちも水キレもいいし、少々乱暴に使用しても全然へたらない。というか、へたる気配すらない。半年くらい(あるいはそれ以上)持ちそうな気がする。
■パックスナチュロン
開封直後の手ざわりも使い心地も泡立ちも水キレも洗い上がりも、正直言って「サンサンスポンジ」とほぼ互角。おまけに全然へたらない。
唯一異なるのは「手ざわりの変化」。はじめこそ固くごわごわしているけれど、使用しているうちにどんどんやわらかな手ざわりになる。手によりフィットするのでサンサンスポンジよりも使いやすいと感じた。
■ピカッとキレイ泡キッチンスポンジ
あなたの家にもきっとあるベーシックなスポンジ。最初の手ざわりは、ほかの2つと比べるとやわらかめで、すぐに手にフィットして使いやすい。ただし使うごと、普通にへたってくる。
【本音感想】
本音を言うと、私個人としては3つの中でいちばん「パックスナチュロン」が好きでした。
サンサンスポンジとパックスナチュロンはへたらなさ・泡立ち・使い心地においてほぼ互角……というか全く一緒。ただ、パックスナチュロンのほうがやわらかく手になじんでくるので、こっちのほうが使いやすいなと感じた次第です。
しかしながら、
サンサンスポンジ:開封前はぺっちゃんこなので収納に困らない
ピカッとキレイ泡キッチンスポンジ:こまめにスポンジ変えたい人はむしろこっちかも
※ほか2つは全然へたらないので替えるきっかけがない
といった具合に、「サンサンスポンジ」および「ピカッとキレイ泡キッチンスポンジ」にしかない特徴も……。
つまり、それぞれに異なる「良さ」があるということ。どれを選ぶかは完全に好みの問題かもしれません!
※あくまで個人の感想です。
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
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