牛が気球に乗せられて、その下部には畑もついている。畑から収穫されている草を牛は食べ、人々は牛の隣で何か飲み物を飲んでいる。よく見ると牛の目には何やらグラスがかけられ、頭とお尻は透明の覆いが取り付けられている……。これ、何のイラストだと思いますか?
実はこのイラスト、オーストラリアで活躍中のアーティストのスティーヴン・ムシンさんが考えた未来のカフェのイラスト。「カウシップ」という作品です。何とも奇想天外なアイデアですが、なんとこのカフェは理論上、実現可能なんですって!
表参道のスパイラルで8月18日から8月31日まで行なわれている、スティーヴン・ムシン展。こういった一見クレイジー、だけどよく見て説明を聞くと「よく考えられている!」と驚かされる作品がいっぱい! ムシンさんと一緒に未来のまちを作るワークショップもあると聞いて、行ってきました。