【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が最新映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、本音レビューをします。
今回ピックアップするのは、映画『ナラタージュ』(2017年10月7日公開)です。
原作は「この恋愛小説がすごい!」(宝島社)の第1位に選ばれた島本理生の恋愛小説で、主演を務めるのは有村架純。相手役は、松本潤と坂口健太郎という豪華なキャスティング。監督は行定勲さんです。これは気になるでしょう! というわけで見てきました!
まずはストーリーからいってみましょう。
【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が最新映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、本音レビューをします。
今回ピックアップするのは、映画『ナラタージュ』(2017年10月7日公開)です。
原作は「この恋愛小説がすごい!」(宝島社)の第1位に選ばれた島本理生の恋愛小説で、主演を務めるのは有村架純。相手役は、松本潤と坂口健太郎という豪華なキャスティング。監督は行定勲さんです。これは気になるでしょう! というわけで見てきました!
まずはストーリーからいってみましょう。
【最新シネマ批評】
映画ライター斎藤香が最新映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、レビューをします。
今回ピックアップするのは、満島ひかり&永山絢斗共演作『海辺の生と死』(2017年7月29日公開)です。作家の島尾敏雄と島尾ミホの出会いと愛し合う日々を、太平洋戦争を背景に描いた物語です。
と、書くと「戦争映画、重そう……」と思うかもしれませんが、これが全然違います!
いろんな意味で予想を良い意味で裏切ってくれる作品でもあり、とても深くて清らかな恋愛映画です。では物語から。
【公開中☆最新シネマ批評】
映画ライター斎藤香が、公開中の映画の中からおススメ作品をひとつ厳選して本音レビューします。
今回の本音レビューは、『舟を編む』などの石井裕也監督の最新作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(5月13日より先行公開)です。石井監督の映画に登場する人物って、ちょうどポーチ世代ドンピシャなんですよ。おまけに石井作品にハズレなし! だからついついみなさんに紹介したくなってしまうのです。
本作は都会で生きる若者たちの行き場のない思いを綴った作品で、原作は最果タヒによる現代詩集。詩集の映画化とは大胆ですね。では物語からご紹介していきましょう。
[公開直前☆最新シネマ批評・インタビュー編]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかからおススメ作品の主演俳優を直撃インタビューします。
今回、直撃インタビューしてきたのは『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年10月29日公開)で、ブリジットの新しい恋人ジャックを演じているパトリック・デンプシーさんです。
パトリックは海外ドラマファンにはおなじみ!「グレイズ・アナトミー」のイケメン医師デレク・シェパードで有名です。残念ながらドラマは降板してしまったけど、すぐにスクリーンに帰ってきてくれて嬉しい限り。
そのパトリックに 『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の撮影のこと、自身の俳優業のことなど直撃インタビューしてきました!
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかから、おススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、ブリジット・ジョーンズの最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年10月29日公開)です。
2004年の『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月』以来の復活で、アラフォーになったブリジットに新たな恋が! そしてなんと、元カレとの復縁話も! という、ブリジット史上初のモテ話が展開される本作。まずはサクっと物語をご紹介。
「風と共に去りぬ」に「ローマの休日」、「タイタニック」「プリティ・ウーマン」、そして「(500)日のサマー」……。
過去90年間に公開された映画、そのロマンスシーンのみを4分半にまとめた映像「A Tribute To Romance in Movies」が、動画サイトYouTubeに登場。アップロードしたのは、ロバート・ジョーンズ(Robert Jones)さん。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかから、おススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、2016年2月28日(現地時間)に発表される「第88回アカデミー賞」で、主演女優賞(ケイト・ブランシェット)助演女優賞(ルーニー・マーラ)ほか6部門候補にあがっている映画『キャロル』(2016年2月11日公開)です。
1950年代を舞台に、上流階級の夫人とデパートの店員の運命の関係を描いた物語。女同士の恋愛というとスキャンダラスなイメージがありますが、本作はそれとは違う。百合とかなんとか超越した世界なのです。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画のなかからおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、フランス映画『彼は秘密の女ともだち』(2015年8月8日公開)です。2015年のフランス映画祭でも上映され、人気を博した作品がいよいよ公開されます。監督は、『8人の女たち』などで有名なフランソワ・オゾン。この映画はユーモアも含みながらもヒロインの愛の心理を深くえぐった作品。一筋縄ではいかないフランス映画らしさに溢れた映画なのです。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップしたのはフランスのラブコメディ『バツイチは恋のはじまり』(9月20日公開)です。女性にとって人生のターニングポイントになるであろう結婚! でも自分の家族に代々、結婚にまつわるアンラッキーなジンクスがあったら、あなたはどうする?
『バツイチは恋のはじまり』のヒロインもそんなジンクスを信じ不運を阻止しようとありえない行動に出るのです。ではヒロインの超遠回りな結婚への旅を見てみましょう!
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのはインド映画『バルフィ! 人生に唄えば』(8月22日公開)です。最近すごい勢いでインド映画の波が来ています。以前ピックアップした『めぐり逢わせのお弁当』(公開中)もインド映画。
その『めぐり逢わせのお弁当』は従来のボリウッド映画らしい歌って踊る映画とは一線を画す、じっくり見せて気持ち良く感動させる映画でしたが、『バルフィ! 人生に唄えば』も突然歌ったり踊ったりすることはありません。でも『めぐり逢わせのお弁当』のようなリアリティ重視の感動ドラマでもありません。世界中のあらゆる映画へオマージュをささげるような微笑ましく美しいファンタジーなのです!
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのはスパイク・ジョーンズ監督作『her/世界でひとつの彼女』(6月28日公開)です。人工知能OSに恋した男の切ないラブストーリー。実在しない人物との恋愛? 「ありえない」と思いますか? いやいや現実ありえるでしょう。二次元のキャラクターに恋したことありませんか? こんな人がいたらいいのに~なんてポワンとなった経験、一度はあるでしょう。それと変わらないわけです。
そんな世界が、とっても切なく抱きしめたくなるような恋愛映画としてスクリーンに登場。それが『her/世界でひとつの彼女』です。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのはカンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞したフランス映画『アデル、ブルーは熱い色』です。
ベースとなっているのはフランスのジュリー・マロのコミック「ブルーは熱い色」。漫画原作で女性ふたりが主人公なので、オシャレでかわいい作品かと思いきや、カップルの愛を深くえぐった衝撃的なラブストーリーだったのです。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、米エンターテインメント・ウィークリー誌による「2013年のベスト映画10本」のひとつにも選ばれた、ジェシーとセリーヌの恋愛物語『ビフォア・ミッドナイト』です。
第1作目『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』でふたりは出逢い、第2作目『ビフォア・サンセット』でその関係を深め、そして本作『ビフォア・ミッドナイト』では子供を持つカップルとしての姿を見せてくれます。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、チャン・ツィイー、チャン・ドンゴン、セシリア・チャンという中国と韓国のスター俳優が共演するドロドロの恋愛ドラマ『危険な関係』(1月10日公開)です。
原作はラクロの同名小説で、何度も映画化されています。本作は中国バージョンというわけですね。なぜこの原作がこれほどまでに映画界で愛されるのか。この物語には人間の愚かさ、愛の脆さがこれでもかと描かれ、かつ、清らかさと対局にある悪も描かれているからでしょう。
[公開直前☆最新シネマ批評]映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、2月22日に公開される『世界にひとつのプレイブック』です。本年度アカデミー賞作品賞ほか主要部門の候補になっている話題作。この映画はロマンチック・コメディなのですが、一風変わっているのは主役カップルが心に病を抱えているということです。
普通、そのような病を笑い飛ばすのは不謹慎と真面目にきちんと向き合う映画が多いのですが、本作はコメディとして笑わせながら、病を超えて、家族、夫婦、男女関係の本質を描いて、しっかり感動させてくれます。特にイっちゃっている主役のふたりがとても魅力的! 演じるブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスは、仲良くアカデミー賞主演賞候補になっていますが、それも納得です。
【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】
今回は、12月28日公開の人気シリーズ『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』です。主演のカップル、クリステン・スチュワートとロバート・パティンソンをスターにし、世界中の女子たちをトリコにしたこのシリーズも、いよいよ最終章! 『Part1』で、ヒロインのベラが産んだ人間とヴァンパイアのハーフの子を巡る闘いが壮絶で、すさまじい迫力の完結編となりました。
ヴァンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)と結婚をしたベラ(クリステン・スチュワート)は、ヴァンパイアと人間のハーフの娘を授かります。ベラをずっと愛していたオオカミ族のジェイコブ(テイラー・ロートナー)は、その娘こそ、自分の刻印(運命)だと悟ります。ジェイコブのベラへの長い片思いは終わり、ヴァンパイアの一族に幸福が……と思ったら、ベラたちの娘はヴァンパイア一族を滅亡させる「不滅の子」であると、3000年生きるヴァンパイアの王族たちが、ベラの娘を抹殺しようと近づいてきて……。
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、西川美和監督の最新作『夢売るふたり』。松たか子と阿部サダヲが夫婦で結婚詐欺を働くという人間ドラマでありラブストーリーでもあり、ゾっとするほど怖い、まさに衝撃作です。
飲み屋を営んでいた夫婦が、ちょっとした不注意と運の悪さで、店を全焼してしまいます。二人は人生やり直そうとしますが、けなげに頑張る妻に比べて、夫はやる気を見せません。そんなとき、夫はかつて自分の店の常連だった女性と浮気。別れ際に彼女は、不倫相手の家族からもらった手切れ金を彼に渡すのです。すぐに浮気と金に気付いた妻は、夫にはある才能があると考えて……。そして彼女は夫を結婚詐欺師にして、数々の寂しい女性からお金をまきあげていくのですが……。
[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。
今回ピックアップするのは、6月16日公開の三池崇史監督作『愛と誠』です。昭和の傑作漫画として伝説化されている原作は、すでに西城秀樹主演の同名映画が有名ですが、それを21世紀のいま、映画化したらどうなるか……。
試写のときから、その出来栄えに賛否両論分かれた本作。オリジナルを愛した人は「ギョ!」としたそうですが、記者などは「激しい恋」「空に太陽があるかぎり」「夢は夜ひらく」など、昭和歌謡の数々に懐かしさと可笑しさで胸イッパイに! 何しろ熱い青春ドラマをミュージカル仕立てにしたのですから、三池監督の大胆な演出に驚きのエンターテインメントです。