「最新シネマ批評」の記事まとめ (20ページ目)

のけぞるほどの大迫力! 3D映画『パシフィック・リム』日本代表は、菊地凜子、芦田愛菜&怪獣KAIJU!?【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、ギレルモ・デル・トロ監督作『パシフィック・リム』。深海から現れたKAIJU と人類が開発したロボットの壮絶な闘いを描いたSFアクションアドベンチャー映画です。

「男の子向きじゃない?」と思うかもしれませんが、この映画は芦田愛菜ちゃんのハリウッドデビュー作であり、菊地凛子さんが勇敢なロボット操縦士として活躍する映画でもあるのです。そして何より、デル・トロ監督が日本の怪獣映画への愛を注いだ “LOVE! 怪獣映画” といった趣の作品なのです。

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白塗りジョニーのトボけた演技に注目! 疾走感&ジワジワ感が散りばめられた映画『ローン・レンジャー』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、ジョニー・デップ主演作『ローン・レンジャー』です。テレビシリーズの映画化ですが、古いので、この映画が『ローン・レンジャー』初鑑賞! という人は多いかも。西部劇ではありますが、いわゆる真面目に男の世界を描いた西部劇と違い、ファミリーピクチャーとして家族で楽しめるジェットコースター的なお楽しみがつまった西部劇なのです。

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映画『31年目の夫婦げんか』デヴィッド・フランケル監督にインタビュー/“冷めた恋心を燃え上がらせる方法”【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズの共演作『31年目の夫婦げんか』です。熟年カップルのラブストーリーですが、みんなにもオススメ! この映画は、あなたとパートナーのウン年後の姿かもしれないのです。

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宮崎駿監督作で最もロマンチックなジブリ新作映画『風立ちぬ』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、日本アニメ界の巨匠・宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』です。ジブリの映画は大人も子供も夢中にさせる力を持ち、『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『崖の上のポニョ』の影響か、宮崎監督作はファミリーピクチャーと思われている節があります。

が。しかし、新作『風立ちぬ』は少し趣が違います。宮崎アニメで一番ロマンチックな大人のアニメだからです。

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化学物質過敏症の女性を救った“奇跡のリンゴ” とは? ドキュメンタリー映画『いのちの林檎』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
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今回ピックアップするのは、ドキュメンタリー『いのちの林檎』です。映画『奇跡のリンゴ』で阿部サダヲが演じた主人公・木村秋則さんが作った林檎で命を救われた化学物質過敏症の母娘と同じ病で苦しむ人々を追跡したドキュメンタリーです。

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3D映画『モンスターズ・ユニバーシティ』に学ぶ、夢を現実にする方法【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
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今回ピックアップするのは、7月6日より公開されるディズニー/ピクサーの人気シリーズ第二弾『モンスターズ・ユニバーシティ』です。前作の『モンスターズ・インク』は、怖がらせ屋のモンスターと少女が交流していく様をコミカルに描いて世界中で大ヒット。主人公のマイクとサリーは人気キャラクターになりました。

この映画は、マイクとサリーが出逢い、一人前の怖がらせ屋になるまでを描いた前日譚(ぜんじつたん)。つまり、モンスター2人(2匹?)の青春ストーリーなのです。

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福山雅治と一番近く深い関係だった人とは? ドラマ「ガリレオ」劇場版『真夏の方程式』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
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今回ピックアップするのは、6月29日公開の真夏の方程式。ご存じ大ヒットドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系)の劇場版です。

主演の福山雅治は、是枝裕和監督の最新作『そして父になる』(2013年10月5日公開)にも出演しており、これがカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞という快挙! ドラマもヒットして、まさに旬の男! これを見ないわけにいかないでしょう!

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日本語版にはプロの声優陣を起用! 韓国映画史上最大のヒット作『10人の泥棒たち』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
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今回ピックアップするのは、6月22日公開の韓国映画『10人の泥棒たち』です。韓国映画史上最高の観客動員数を記録した大ヒット映画。なぜそれほどヒットしたのか……。それはハリウッドのエンタメ的な要素&ジャッキー・チェン級の壮絶なアクションが血沸き肉躍る快感を与えてくれるからです。

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スマトラ島沖地震で奇跡的に助かった家族の実話を描く/映画『インポッシブル』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
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今回ピックアップするのは6月14日公開の映画『インポッシブル』。この映画は、2004年に起こったスマトラ島沖地震に遭遇した家族の実話がベースになっています。津波によりバラバラになった家族が再会し、絆を取り戻す物語はまさに奇跡です。

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もう元には戻れない!? ドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』【最新シネマ批評】

【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。】

今回ピックアップするのは6月8日公開のドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』です。この映画は2つの危機にアプローチしています。ひとつは、遺伝子組み換え食品の動物実験の真実をじっくり追いかけながら、気づかないうちに口に入っている食品の危険性。もうひとつは、原発の危険性です。

関係がないように見える遺伝子組み換え食品と原発だけど、根底に流れるのは、人間が人間の生を奪う物を作りだしているという事実。この映画は、それを丹念に追いかけたフランスのドキュメンタリーです。

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鋭くも妖艶な世界観! 中国武術マスターも絶賛するカンフー映画『グランド・マスター』ウォン・カーウァイ監督に直撃インタビュー!【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回のピックアップは、5月31日公開の中国の巨匠ウォン・カーウァイ監督の新作『グランド・マスター』。この映画のプロモーションで来日したカーウァイ監督にインタビューができました! 17年かけて作り上げた力作について、裏話を色々と聞いてきましたよ。

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出演俳優が減量成功! 人気レシピ本の映画化『体脂肪計タニタの社員食堂』/料理は「かもめ食堂」でお馴染みの飯島さんが担当【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、5月25日公開の映画『体脂肪計タニタの社員食堂』です。ベストセラーとなった、体脂肪計メーカーの大手「タニタの社員食堂」のレシピ本を映画化。とはいえ、小説の映画化は多いけど、レシピ本の映画化って聞いたことないんですけど……。というわけで、美味しそうな料理が並ぶのでは! という予想しつつ、試写へ行ってきました。

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「あまちゃん」の対極にあるクドカン・ワールド! 中2男子のエッチな妄想映画『中学生円山』【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、5月18日公開の宮藤官九郎監督作『中学生円山』です。脚本を担当したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で高視聴率、絶好調のクドカン監督が、テレビでは絶対に表現できない思春期の妄想ワールドを映像化した、ユニークな青春映画です。

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震災から2年、まだ村に帰れない…ドキュメンタリー『飯舘村 放射能と帰村』が語る真実【最新シネマ批評】

【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します】

今回ピックアップするのは、5月4日公開のドキュメンタリー『飯舘村 放射能と帰村』。飯舘村とは、福島第一原子力発電所事故により、全村避難とされた村です。原発から30キロ以上も離れているのに、風向きや降雪、降雨の影響で、大量の放射能が村に降り注ぎ、飯舘村の人々も故郷を追われる羽目になりました。土井敏邦監督は、故郷を追われた飯舘村の人々に密着取材。

事故から1カ月も遅れて政府から計画的避難区域とされたことで、人々が負った精神的な傷、今なお消えない不安、政府への怒りをインタビューと映像とともに浮彫りにしていきます。

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GW映画の大目玉!『アイアンマン3』の前に立ちふさがっていた最大の壁とは【最新シネマ批評】

【映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。】

今回ピックアップするのは4月26日公開の3D映画『アイアンマン3』。人気シリーズのパート3です。

アイアンマンことトニー・スターク役が当たり役となったロバート・ダウニー・Jr。ヒーローとはいえ、バットマンのような影はなく、スーパーマンのような優等生でもなく、自己中心的な俺様キャラクターはロバートの個性にピッタリとマッチ。しかし、今回は最後のアイアンマンという噂も? こんなに人気あるのに?さてその真相は?

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スピルバーグ監督作品『リンカーン』名演を見せるダニエル・デイ=ルイスが凄い理由【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回は4月19日公開のスティーヴン・スピルバーグ監督作『リンカーン』をピックアップしました。第85回アカデミー賞では最多ノミネートながら、ベン・アフレック監督作『アルゴ』に作品賞も話題も持っていかれてしまった同作品。

が、しかし、やはり最多ノミネートは伊達じゃない。いまこそ見るべき映画であると確信できるし、本作で、アカデミー賞史上初3回目の主演男優賞を受賞したダニエル・デイ=ルイスが、神! のような演技を見せる映画でもあるのです。

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辞書作りに15年! 映画『舟を編む』が教えてくれる奥深い辞書の世界【最新シネマ批評】

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映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、4月13日公開の映画『舟を編む』。三浦しをんの同名小説の映画化(本屋大賞第1位)を石井裕也監督が手がけました。辞書の編集部の人々とその家族が織りなす物語。表向きは静かだけど、うちにはとても熱い物を秘めていて、じんわりジワジワと感動が心の奥底へとしみこんでいくような映画なのです。

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映画『ヒッチコック』が暴露!? アルフレッド・ヒッチコック映画最大のヒット作『サイコ』制作秘話【最新シネマ批評】

[公開直前☆最新シネマ批評]
映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、2013年4月5日公開の映画『ヒッチコック』です。ミステリー映画の帝王と言われた名匠アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作『サイコ』の制作の裏側と、ヒッチコック監督を支えたアルマ夫人との夫婦愛を描いたこの映画は、ヒッチコック監督の生涯を描いたものではありません。

でも、アラウンド60でも、決して守りに入らないチャレンジャー、ヒッチコック監督の映画への底なしの貪欲さ&ヒッチコック・サスペンスはどうやって作られたのか、私生活は? 素顔は? そんな好奇心を満たしてくれる映画に仕上がっているのです。

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1億8000万円のシャネルのジュエリーも登場! 映画『アンナ・カレーニナ』の魅力【最新シネマ批評】

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映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは、3月29日公開の映画『アンナ・カレーニナ』です。何度も映画化され、アンナの役は、グレタ・ガルボ、ヴィヴィアン・リー、ソフィー・マルソーなど多くの女優が演じてきました。

悲劇的なヒロインですが、女優としてはアンナ・カレーニナが複雑で悲劇的なほど女優魂を刺激され、演じたくなる役なのかも。だから何度も映画化され、大女優も挑戦してきたのでしょう。そして、新作『アンナ・カレーニナ』のアンナ役はキーラ・ナイトレイです。

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