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離れた場所にあるボールを、まるで目の前にあるかのように掴み、もてあそぶ。テーブルが意思を持ったかのように隆起し、携帯の着信を持ち主に知らせ、必要とあらば手元まで運んでくれる。

この、あたかも超能力者の振る舞いを思い起こさせる、一連の事象を行うことができるインターフェイス。それが、マサチューセッツ工科大学(MIT)の石井裕教授らTangible Media Groupが開発を手掛けた、『inFORM』です。その驚愕の全貌を、海外サイト『Colossal』が報じています。

『inFORM』を使用すれば、まずオンラインを通して、遠く離れた場所にある本のページをめくることができます。なぜなら装置に組み込まれた『Kinect』が、画面の前に置かれた対象物の形状や動きをスキャンし、再現化してくれるから。

さらにあなたは、離れていながらにして、本の内容をも知ることができます。なぜなら『inFORM』それ自体が、モニター化するから。しかも立体的なので、これにより、グラフなども明確に可視化することが可能に。この仕組み、授業や会議などでも大いに役立ちそうです。

さらに先にのべたように、携帯電話の着信を動きで知らせてくれたり、3Dゲームを楽しんだり、ゆくゆくは「医師の診断」といったシーンでも重宝するであろうという、『inFORM』。な、なんという未来感……しかも開発チームに日本人がいらっしゃるだなんて、輪をかけて胸アツすぎではないですか! 

今後のさらなる展開に、否が応にも期待が高まる画期的大発明。そう遠くはない未来に、私たちがコレを日常的に利用していると思うと、今からどきどきワックワクです、ハイ。

(文=田端あんじ)

参考元:Colossal

▼なんなのこの魔法みたいなの……

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▼全体像はこんなかんじになっております

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▼完全に未来ですよこれは