日本に職業的な忍者がいないように、残念ながらメルヘンの国、ドイツにも妖精やドワーフはいません。しかし、まるでメルヘン童話から飛び出してきたような “虹色の雲” はどうやら存在するようです。
そこで本日は、まるで水彩絵の具で色をつけたようなほんわりカラーの雲「彩雲」をご紹介いたします。
乙女なカラー全開のこのメルヘンな雲。どうして雲っていつもこんなにおいしそうなんでしょうか。
画像は2007年3月6日にドイツのタウヌスでロルフ・コールさんによって撮影されたもので、「彩雲」という現象だそうです。
彩雲というのは、日光の回折によるもので、空気中の水滴が雲を形成したときにその度合いが光の波長によって違うために生ずる現象。環水平アークと同じように、「地震雲」だとよく言われますが、科学的根拠はまだ解明されていないんだとか。
彩雲はドイツがメルヘンな場所だから観測されたわけではなく、日本でも昨年5月に北海道などで見ることができツイッターなどで話題になっていました。そこまで珍しい現象ではないそうなのですが、こんな雲があったらテンションあがっちゃうよね!
ただし、彩雲が日中に発生したときに直視してしまうと、著しく視力が下がるなど目に悪い影響があるそうなのでご注意を。
参照元:The Daily Sky
執筆=黒猫葵 (c)Pouch
▼見ることができたら、なんだか素敵なことが起こりそう♪
コメントをどうぞ