まるでコンサート会場にいるように、録音を聴きたい!
そんなワガママが、もはやワガママではない未来に一歩近づきました。米国3Dio社の3D録音マイク「Free Space Pro」の登場で、誰でも簡単に「3D録音」ができるようになったのです。
【「音も3D」が当たり前になる時代が来た】
持ち運べる小さくて高品質なレコーダーが、近年どんどん登場し続けています。
記者も音楽家時代、レコーダーをホールの客席に置き、どう聞こえるか楽屋で研究していました。また、オーディション用の音源作りにも非常に便利でした。
今度は、その録音が簡単に3Dに。このマイクをレコーダーに取り付けるだけで、一気にクオリティが上がりそう。しかも、ビデオカメラを取り付けて録画もできちゃうから、臨場感あふれる音の世界を伝えることが可能なんです。
【3D録音を、イヤフォンを付けて聴いてみた!】
イヤフォンをパソコンに付けて、プレスリリース動画3本をじっくり聴いてみました。
ベルや鉄琴を叩いてみたり、子どもとカヌーに乗ると滝が登場したり、癒し効果抜群。小鳥がさえずる中でテニスをしているシーンは、思わず混ざりたくなるほど。
作り手のユーモアを感じる動画です。
はしゃいでいる赤ちゃんの笑い声はハッピーだし、ドライブ中の運転音は臨場感たっぷり。押し寄せる波の音も、まるで海にいるみたい。
自分の好きな音風景を、写真みたいに記録するのって、とってもステキ!
デヴィッドが乗っている舞台は円形。360度囲んで、バックバンドやゴスペル隊、リズムセクション、オーケストラ、そしてお客さんたちが存在しているようです。
最初は、音がどこから出てくるかわからない、不思議なライブ。珍しい楽器もたくさん出てきて、目が離せません。最後の会場の一体感は感動的です。
これを動画で楽しめちゃうなんて、最高ですね!!
【リアルが伝わるって、すごい】
気になるお値段は65,000円(税抜)。ここまでリアルに録音できるなら、納得のお値段だな、と思いました。680gと軽く、持ち運びも便利です。
YouTubeを使ってどんどんPRしてきたいミュージシャンや、様々な表現をインターネット上でどんどん伝えてゆきたいアーティストのみなさん、これは要チェックかもしれませんよ。
参照元:@press
執筆=川澄萌野(c)Pouch
▼オレゴンの自然の音が楽しめて、癒される〜。
▼まったく知らないはずの「ジェフ」の日常が、音で伝わる。
▼画期的な、デヴィッド・ボウイの3Dライブ。
https://www.youtube.com/watch?v=QnOmrDzRrGQ
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