おめでたい席で、藁に包まれた樽(「こも樽」)のフタをヨイショっと割る伝統的行事「鏡開き」を見たことはありますか? 当選が決まった議員や関係者が事務所でよくやっているあれです。
日本の慶事には欠かせない「こも樽」は、神社やお寺の隅に積まれていたり、酒屋さんのデコレーションのように並んでいたりするけれど、実際に手に取って触ってみる機会ってあまりありませんよね。
そんな近いようで遠い存在の「こも樽」を、手のひらサイズにしちゃった可愛らしい商品「こもらぼ」が、今話題になっている模様。ちょっと嬉しいことがあった時にこんな可愛いプレゼントをもらえたら、喜びが倍増してしまいそうです。
【創業100年を超える老舗企業が手がける「こもらぼ」】
「こもらぼ」は、「こも樽」の専門メーカーである(株)岸本吉二商店が、
日本古来からの伝統文化である「こも樽」を、よりモダンにカジュアルに贈り物というスタイルで明日につなげていきたい(同社ホームページより)
という思いで提供する、とっても小さな「こも樽」。商品本体は90mm×80mmで、手のひらに軽く乗せてしまえるサイズです。
【キーワードは「日本の伝統色」】
D+(ディプラス)と呼ばれるデザイナー集団が、日本の風情を感じさせる「日本の伝統色」をキーワードにして創り出すデザインは、モダンでありながらも日本古来の空気を存分に味わうことができ、海外への贈り物としても最適。
ラブリーにスパークするめでたさを表した「金色(こんじき)」や、武士道をイメージした「紫紺(しこん)」を始め、多種多様にわたるデザインを眺めていると、「日本」が心に浸透するような心地よさを覚えます。
付属品として綿100%の手ぬぐいもついて、価格は3,500円(税別)。受験の合格、結婚、お誕生日などのお祝い事や海外の友人へのお土産に、いかがですか?
参照元=めでたいな.com
執筆=南野バンビ (c)Pouch
▼金色がラブリーにスパークする「金色(こんじき)」
▼武士道をイメージした「紫紺(しこん)」
▼空に溶け込む紺碧の富士を表す「紺碧(こんぺき)」
▼白に宿る神様「白磁(はくじ)」
▼登竜門をイメージした「茜色(あかねいろ)」
▼素敵な夜を演出する「漆黒(しっこく)」
▼自然の美しさを表現した「柳色(やなぎいろ)」
▼こけしをモチーフにした「栗梅(くりうめ)」
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