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フジロックのお楽しみのひとつに「フェスごはん」を挙げるフジロッカーは少なくないはず。というか、「フェスごはんはメインアクトのひとつ」と言っちゃっても過言ではないっ!

ってなわけで今回も毎年恒例! 2015年フジごはんランキングトップ5を発表しちゃいます。ランキングは記者(私)の独断であり、食べていないお店もたくさんございますが……その点はご了承くださいませ。

今年はどこのお店がランクインするのか……乞う、ご期待! 

★2015フジごはんトップ5★

5位:『Bassic.』の「博多鶏スープ雑炊」/ エリア:オアシス
前日にしこたま飲んだ胃袋に優し〜く染みわたったのが、コチラのフェス飯。フジごはんのメインエリア・オアシスに初出店した「Bassic.」の「博多鶏スープ雑炊」です! 博多の親不孝通りからはるばるやってきたという同店の「博多鶏スープ雑炊」は、具の鶏肉&大根のじんわりとした美味しさもさることながら、スープがとにかく絶品! ひと言でいえば、滋味。添えられたゆずコショウもまた、いい仕事しておりました。

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4位:『魚沼釜蔵』の「親子丼」/ エリア:オアシス

「魚沼釜蔵」の名物は、なんといっても南魚沼産コシヒカリを使用した「親子丼」! 5位然り、ガッツリメニューが主流なフェスにおいて “お出汁” 特有の奥深い味に出会うと、身も心も癒されちゃうのよね……。優しいけれど、ボリュームもしっかり。男子も大満足の1品ですっ。

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3位:『10deli』の「コクうま海南鶏飯」/ 場外エリア

フジロック前夜祭から目をつけていたこちらのメニュー。シンガポールのチキンライス「海南鶏飯」が大好物の記者としては、期間中、なんとしてでも食べておきたい1品でした。ようやく口にできたのは3日目の朝、残り2皿しかなかったうちの1皿は、求めていた味そのまんまだったよぉ! ってか、こうして振りかえってみると、ここまでぜ~んぶあっさりメニューですね……。

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2位 :『JASMINE THAI(ジャスミンタイ)』の「マッサマンカレー」/エリア:オアシス

本格タイ料理といえばここ、「ジャスミンタイ」は、数あるフジごはんの中でも特に人気のあるお店。定番「グリーンカレー」や「チキンバジル」が評判の同店ですが、ここはやはり、アメリカの人気情報サイト「CNNGo」が「世界で最もおいしい50種類の食べ物」第1位に選んだ「マッサマンカレー」を食しておくべし!

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ピーナッツとジャガイモの存在感に、柔らく煮込まれた鶏肉。なめらかで奥深いルー、そしてボリュームたっぷりのタイ米。お腹がすいているときにガツガツ食べたくなる、大満足の1皿でした。ちなみに辛いもの好きのあなたの心には、「グリーンカレー」のほうがヒットする、かも!

▶ 1位……の前に、ここで番外編☆
・サクサク&ビネガーの酸味がビールに合う~!! 『1066』の「フィッシュアンドチップス」(エリア:ワールドレストラン)

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・みんなでワイワイ食らいつきたい! 秘伝特製ダレがきいた、『California diner PLAYERS』の「骨付きスペアリブ」(エリア:オアシス)

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・フジロックの定番メニューといえばコレ! 期間中1度は食べておきたい「もち豚串焼き」(エリア:オアシス)

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・二日酔いの体に優しい! 伊豆諸島三宅島からフジロック初出店、『サバサンド倶楽部』の「島雑炊(島おじや)」(エリア:オアシス)

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・通常の油あげの3倍の厚さ&芯までふっくら! 越後名物 “栃尾あげ” にアボカドとチーズ、トマトを乗っけた、『東山食堂』の1品 (エリア:フィールド・オブ・ヘブン/ *ごめんなさい、メニュー名を忘れてしまいました!)

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さて、それではお待たせいたしました! 今年のフジごはん1位は……同率で2品!!

同率1位:『下町バルながおか屋』の「ラムチョップセット」/ エリア:フィールド・オブ・ヘブン

ご存じ東京・上野の名店。2011年より出店し、今や「ヘブンの絶品ラムチョップ屋」としてフジロッカーの間では有名な「ながおか屋」。柔らかジューシーなラムチョップを筆頭に、トリッパの煮込み・キーマカレー・ピクルスにごはんと、大満足のセット。お供はもちろん、キンキンに冷えた生ビールです!(赤ワインにも◎)

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同率1位:『Bassic.』の「辛麻婆飯」/エリア:オアシス

フジごはん、特にオアシスに集まるごはんの中で美味しいメニューを知りたいのなら、このひとに聞けば間違いない! そういった知人が記者にはいるのですが、彼がまず最初に名前を出したのが、こちらの1品。花山椒がビリビリ効いた本格派、辛党ならば必ずや心を掴まれる「辛麻婆飯」、いはやはクセになる美味しさでした~!

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毎年口を酸っぱくして言っているような気がしますが、フジロックのごはんのクオリティーの高さはハンパありません。来年20周年を迎える同フェス、音楽に興味がないのに「雰囲気を楽しむため」「美味しいごはんとお酒を楽しむため」だけに来ている友人もたっくさんおりますので、興味を持たれた方はぜひ、いらしてみてねっ。

参照元:フジロックフェスティバル
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch