年を経るごとに、若さや流行だけでは洋服を着られなくなる。すっかりアラフォーまっただ中な私(記者)としては、最近そんなことを痛感しています。センスだけでなく生き方さえも表れてくる……そんな着こなしができる大人女性になるには、いったいどうしたらよいのでしょうか?
そのヒントをくれるのが、シリーズ累計12万部を突破したという大人のファッションスナップシリーズ。これまでの東京、パリに続き、12月11日に発売されたのが第3弾の『ミラネーゼ スタイル スナップ』!
54歳から72歳まで、イタリア・ミラノの14人と4つのカップルのアラウンド60女性が私たちを魅了します。ファッションが素敵なのはモチロンですが、彼女たちから飛び出す名言の数々にも注目です!
【エルメスといえど普段使い】
たとえば本書に登場するダニエラ・カラッフィーニさん、56歳。真っ白な白髪が美しい女性ですが、彼女は髪を染めるのをやめてから、より自分らしくいられるといいます。そんなダニエラさんの名言はコチラ。
「ブランドにはこだわらない。好きなものがなかったら、1枚も洋服を買わないシーズンもあるわ」
彼女、エルメスのバッグはいくつも持っているのだとか(!)。でも、高級ブランドだからと特別扱いするのではなく、どんなシーンにも使うというから、その心意気や素敵。
【ファッションは “攻め” が大事】
続いてルチア・セルレンガさん、オーバー60歳。彼女の名言はコチラ。
「流行に流されるのは “逃げ” 。ファッションは攻めなくちゃ」
60歳を超えてなお、攻めのファッションを求め続けるってカッコいい。「流行を追うのは一見、能動的だけど、本当は受け身な行為なのよ(略)自分を知ることが、センスを磨く最大の秘訣なの」とおっしゃっています。この言葉、どの国のどの年代の女性にも共通するんじゃないでしょうか?
【ミラネーゼに学ぶ大人ファッションの極意】
スナップに登場するマダムたちの姿を見て、「私ももう一度おしゃれを楽しみたいと思いました」「自分もこんな風に素敵な大人女性になりたい」など、続々と共感と憧れの声があがっているという大人のファッションスナップシリーズ。
皆さんも『ミラネーゼ スタイル スナップ』でミラノマダムたちから大人ファッションの極意を学んでみては?
参照元:PR TIMES
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼エマヌエラ・ロタさん(58歳)。全身ブラックのときは甘めの「マルニ」のコートを合わせて
▼大ぶりでアート作品のようなアクセサリーが好きだそう
▼手元にはお母様から譲られた指輪と「ロレックス」が
▼クリスティーナ・モロッツィさん(72歳)。「仕事もおしゃれも一生現役よ」
▼パオラ・ナヴォーネさん(65歳)。友人であるデザイナー、ジュリアーナ・ミケロッティ作の指輪
▼「グラフィカル柄、ルーズなフォルムが好き」
▼ダニエア・カラッフィーニさん(56歳)&ピエルイジ・ボリオリさん(58歳)
▼アンナ・ルチーニさん(62歳)&イヴァン・フローラモさん(62歳)
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