現在、TBS系で毎週金曜夜10時より放送中のドラマ『コウノドリ』。真摯に命に向き合う産婦人科医たちの姿と命が生まれる奇跡に、毎週涙腺がゆるみっぱなしという皆さんも多いのではないでしょうか。
2017年11月10日に放送された第5話はとくに大きな反響があったようで、ツイッターには多くの感想がツイートされているほか、登場人物の一人を演じた女優・篠原ゆき子さんのブログには600件を超えるコメントが寄せられています。
【第5話のあらすじ】
第5話の冒頭に登場するのは、妊娠27週の妊婦、西山瑞希。切迫早産の可能性があるとのことで急きょ入院を告げられた彼女は、最初は動揺したものの、同じ病室となった妊婦、七村ひかるとすぐ意気投合し、「赤ちゃんのため」と点滴や寝たきりの日々に前向きにはげみます。
しかし、入院中のある日の検診で、担当医であるサクラは瑞希のお腹の赤ちゃんの異常に気づくことに。それは、胎児の心音が確認できないこと。その後、瑞希夫婦はあらためてIUFD(子宮内胎児死亡)であることが告げられます。
ドラマでは続いて亡くなった子を出産する瑞希の姿、事情を知らないひかると瑞希との会話、サクラたちスタッフが瑞希夫婦と赤ちゃんを見守る姿などが描かれていきます。
【視聴者の反応は?】
第5話に関して、ツイッターでは
「コウノドリの子宮内胎児死亡。妊娠糖尿病や妊娠高血圧、感染症と言った原因がなくても起こり得る。だからこそ出産はそれ自体奇跡だ」
「ドラマ『コウノドリ』第5話、自分の経験とかぶりすぎて前半から泣き通し」
など多くの声があがっています。
【瑞希役・篠原ゆき子さんの演技に絶賛の声】
いっぽうで、西山瑞希役を演じた女優の篠原ゆき子さんを「妊婦役の女優さん本当良かった」「全ての演技がすごかった」と絶賛する声も。篠原さんのブログを見ると、
「そしていつもそばにいてくれている家族も、ありがとう。そして天国にいる、産まれてすぐに亡くなったお兄ちゃん、ありがとう。撮影中ずっとそばに感じてました」
との文章が書かれています。あの迫真の演技には、篠原さんの亡くなったお兄さんの存在などもあって、深みが加わっていたのかもしれません。
【第5話、見逃した方も今なら無料で観れるよ】
私たちのまわりで元気に生まれている赤ちゃんのいっぽうで、死産になってしまう赤ちゃんがいることは現実としてありえます。ドラマでも「死産の4分の1は原因不明」と言っていましたが、これだけ医療が進んだ今の時代でも救えない命があるという事実。
だからこそ、生まれてくる命は奇跡でありすべてが尊い。そのことに気づかされた皆さんも多かったことでしょう。そして、死産というナーバスな現実から目をそむけることなく、あたたかな眼差しで丁寧に描き出した『コウノドリ』はすばらしいドラマだと改めて感じさせられました。
TBS『コウノドリ』公式サイトでは最新話を7日間無料配信中。これまでの中でもとくに評判の高い第5話も今なら観ることができますので、見逃した方はぜひご覧になってみてください。
参照元:TBS『コウノドリ』、篠原ゆき子 公式ブログ
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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