寒~い冬になると、きっと誰しも思うこと。それは「布団の中から出たくない」……! この切なる思いを歌詞にしたためた楽曲、それがスリーピースラウドロックバンド「打首獄門同好会」による『布団の中から出たくない』です。

2018年1月24日に発売されるシングルCD『冬盤』に収録されているこの曲にはMVがありまして、イラストを手がけたのはイラストレーターの “るるてあ” さん。「寝て起きたの? えらい!」となんでもほめてくれることでおなじみ、 “肯定” ペンギンのコウペンちゃんの生みの親でもあります。

【あのコウペンちゃんが出演しているよ】

一見すると、激しい印象があるラウドロックバンドと、ほのぼのした「コウペンちゃん」のタッチは真逆な印象なのですが……。フタを開けてみたら、曲とめちゃくちゃマッチしているからビックリするんですよね~!

【曲のクセがすごい】

2017年12月22日にYouTubeで公開されるや、およそ半月で再生回数71万回超えと注目の的に。人気の秘密はおそらく、1度聞いたらクセになる “激しい緩急” なのではないでしょうか。

コウペンちゃんがお布団に入って目覚めるファーストカットで流れるのは、ゆったりまったりとしたメロディー。全体的にほのぼのとした印象で、寝起きの気分にはピッタリです。

しかし、コウペンちゃんが意を決して布団の中から出ようとすると……唐突にデスボイスが始まったーーー!! 「さむいー! さむいー! さむいー!」とドスの効いた声で連呼、布団に戻ると再び “ほのぼのメロディー” がスタート。楽曲は終始、この繰り返しなんですよね。

【みんなの気持ちを代弁してくれているんだね】

このパターンに慣れてくると、「そろそろ来るか……やっぱりキターーー!!!」といった具合に、予測しては楽しめるのでおススメ。

癒しの音楽から一転、激しいロックへと変わるところは、「なんじゃこの寒さは~~~!!!」という強い気持ちを表すにふさわしく、唯一無二の名作を作り上げた「打首獄門同好会」に大きな拍手を贈りたい気分ですっ。

【明日からデスボで起きようかな】

視聴者からも「これほどまで同意したくなる歌を聞いたのは初めて」「今の自分の状況と重なって涙がでました」「神曲過ぎる」といった温かいコメントが寄せられておりまして、人気は高まる一方です。

この曲を聴いたら最後、朝起きる瞬間に「さむいー! さむいー! さむいー!」と、デスボで叫んでしまうこと必至ですよ♡

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「アイスたびる」というセリフも可愛すぎます(でも寒いなら、食べなくていいのでは…)