2020年10月17日に日本テレビ系で放送された『35歳の少女』第2話。前回同様、今回も柴咲コウさんの神演技がさく裂しまくっていて、ネットを中心に話題になりました。

そのいっぽうで、もうひとつ注目されていたのがラストシーン

家族みんなで「因縁の豆腐」を食べる場面に感動する人が続出。「泣ける」という声がたくさん挙がっていたんです。

【家族全員が抱えていた「罪悪感」】

豆腐は、望美(柴咲さん)の家族にとって「因縁の食べ物」。なぜなら望美は、豆腐を買いに行って事故に遭ったからです。

父(田中哲史さん)も母(鈴木保奈美さん)も妹(橋本愛さん)も、「自分のせいで望美は事故に遭った」と罪悪感を抱いており、25年間豆腐を食べられずにいました。

またそれぞれ罪悪感があるゆえに、家族仲が冷え切ってしまったようにも見えます。

【望美のセリフで涙腺崩壊】

どうにか家族の仲を修復したい望美は、全員を家に集めて、「豆腐は悪くないから」と豆腐を差し出します。

そして泣きながら、

「誰も悪くない、悪いのは望美なの。あの日、坂道でスピードを出したくて、わざと寄り道したの」
「事故に遭ってごめんなさい。25年も、みんなに辛い思いをさせてごめんなさい。みんなの気持ちを考えずに、自分ばっかり不公平だと思ってごめんなさい」

と謝ったんです。

望美の言葉を受けて、目に涙を溜めながら、黙々と豆腐をほお張る父・母・妹……。胸を掴まれるラストシーンはツイッターでも話題で

「最後の豆腐のシーンで泣いた」
「やば……豆腐であんな泣けるんか……」

といった声が挙がっています。

実は私も、豆腐シーンで涙を流したひとり。望美の言葉が、「10歳の子ども」ならではの純真さに溢れていて、心が洗われたような感覚を覚えました。

【柴咲さんの神演技に驚愕&「生理」の描写も話題に】

柴咲さんは今回も「10歳の子ども」になり切っており、声や話し方が、子ども時代を演じている子役とほぼ一致していてビックリ……!

もはや「憑依している」と言ってもいいレベルで、見事なまでの役作りに驚愕してしまいました。

ちなみに、ネット上では「生理が来たときの描写」も話題に。

布団に真っ赤なシミが付いていたのがリアルでしたし、「生理」というワードを地上波のドラマで聞くこと自体が新鮮だったように思います。

回を重ねるごとすごいドラマだと感じさせてくれる『35歳の少女』。続く第3話も非常に楽しみです!

参照元:日本テレビInstagram @shojo35Twitter検索 35歳の少女 豆腐
執筆:田端あんじ (c)Pouch