今年もそろそろ準備を始めている人も多いと思われる「確定申告」。フリーランスで活動している人や同人クリエイターたちが会うと話題にするのは、この時期の風物詩ともいえます。

けれど、税理士を雇わず自分で確定申告をする人たちの中には、書類の作成方法がわからなかったり、税金を多くとられる申告をしているのではないかという心配したりする人も多いのではないでしょうか。……というか、かくいう私がまさにそうなんですが!

そんな人たちの強い味方となってくれる本が、先日発売された『同人作家のための確定申告ガイドブック 2018』(KADOKAWA 1600円+税)です。

【確定申告についてくわしく解説】

この本に書かれているのは、税金の基本から確定申告、青色申告、帳簿・確定申告書の作成方法、そして消費税や税務調査まで、フリーランサーや同人作家であればぜひとも知っておくべき内容

著者の水村耕史さんがくわしく解説してくれるほか、それぞれの業種別に申告方法をケーススタディで教えてくれます。本書を読めばオトクな納税方法を学ぶことができるんですって。

【目次を見てみると……】

目次を見てみると、内容についてさらにイメージしやすいかもしれません。第1章「税金を知ろう」では「税金の種類はこんなにも」「所得税について」「住民税について」など、第2章「確定申告」では「そもそも確定申告とは」「確定申告をしなかったらどうなる?」「所得控除について」などの見出しが並びます。

その後も第3章は「青色申告」、第4章は「帳簿の作成」、第8章では「ケースで見る確定申告の進め方」と気になるタイトルがズラリ。

特に第8章では「同人漫画家の場合」「商業漫画家の場合」「大手サークル (売上1000万円超)の場合」といった小見出しがあって気になります。

【実はあれもこれも経費になるかも!?】

本の帯には「ちょっと待って! それ経費になります!」との文字がありますが、「それ」に何が含まれるのかめちゃくちゃ気になる! もしかしたらこれまで申告していなかったあんなもの、こんなものも実は経費にできちゃうのかも……。

同人・商業中心の漫画家さん、ダウンロード販売中心のCG集作家さん、ゲームサークル代表さん、作曲、編集家さんなどの皆さんはまさに必読の1冊といえるのではないでしょうか。私もさっそくAmazonでポチッちゃいました!

参照元:KADOKAWAPR TIMES
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch