靴、とくにパンプスの魅力。それは履き心地もさることながら、もはや芸術とも呼べるデザインに惹かれる人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのはKobi Levi(コビ・レヴィ)というイスラエルの男性デザイナーのシューズ。動物たちの姿や日常のなにげない風景をモチーフにしていて、とにかく独創的! 彼にしか作れない世界観がそこには広がっています。
そんなコビ・レヴィのシューズをいくつかご紹介すると……。
【しっぽを振るネコ「ミャオ」】
ネコの動きを表したという一足、その名も「Miao(ミャオ)」。左右の靴を並べるとまるで2匹のネコがじゃれあってるみたい!?
【すべって転ばないか心配な「バナナ」】
皮を途中までむいたバナナを見てスリッパを連想したというコビ。その発想がまず「靴フェチすぎだろ……」と言いたくなりますが、このデザインは本当に面白い! すべって転ばないか心配になってしまうほどです。
【不運なハプニングがモチーフの「チューインガム」】
スニーカーで歩いていたらうっかり道端のチューインガムを踏んじゃった……! そんな不運なできごとは万国共通のようです。こちらはヒール部分をビヨーンと伸びるチューインガムに見立てた一足。
【こぼれ具合がリアルすぎる「コーヒー」】
こちらも発想がスゴい! カップからこぼれ出るコーヒーがなんともリアル。一見するとどこに足を入れていいか戸惑ってしまいそう!
【レディ・ガガのシューズもデザインしてます】
高校時代にはすでに靴のデザインを始めていたというコビ。イスラエルにある国立美術学校を卒業後、フリーランスのフットウェアデザイナーとして活動を始めます。
その才能を世に知らしめたのはレディ・ガガの「Born this Way」のミュージックビデオにて。彼女がMVで履いているブーツはコビ・レヴィの「Double Boot 」というアイテム。今では彼のユニークなシューズには世界中からオーダーが来るようになっているとか。
ただし、お値段もそれなりで、日本円で10~20万円代もザラ。実用的というよりは鑑賞用のアート的感覚で楽しむ人も多そうです。まずは皆さん、コビ・レヴィの公式サイトで作品の数々を見てみては?
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