イギリスに暮らす1組のカップル、ジョーダン・ドイル(Jordan Doyle)さんとメアリー・リスター(Mary Lister)さんは、カワウソが大好き。

ふたりはカワウソの姿を見るべく、シンガポールを訪れていました。同行していたのは、野生動物写真家のバーナード・シーア(Bernard Seah)さん。

シーアさんに連れられて、カワウソたちに会いに出かけたドイルさんカップル。ところが実はこの日、ドイルさんはリスターさんにプロポーズする計画を立てていて、1日中エンゲージリングをポケットに忍ばせていたのでした。

【カワウソたちが来てくれたーっ!】

そして……タイミングを見計らい、川辺でプロポーズを敢行するドイルさん! リスターさんは受けてくれるかな?

と思っていたら……なんとなんと、カワウソたちが水辺から上がってきて、カップルにどんどん近づいてくるではありませんか! まるでプロポーズセレモニーの参列者みたい! 

プロポーズ写真を撮影するべく、ふたりにポーズをとるよう指示していたシーアさん。ですがさすがにカワウソたちの参列は想定外だったようで、「マジかい! 信じられない!」と思ったそう。そしてその様子をすかさずカメラに収めて、世界にふたつとない「カワウソが参加したプロポーズ写真」の撮影に成功したのでした。

【3分も近くにいてくれたそうです】

海外サイト「BBC News」の報道によると、カワウソたちがカップルのそばにいた時間は約3分間。カップルの匂いをふんふんと嗅いでいたといいます。

シーアさんいわく、カワウソがこれほど長く人間に近づくというのは非常に珍しいことだそう。「わたしは世界でただひとりの “カワウソウェディングフォトグラファー” だなー、あっはっは」とコメントしていますが、たしかにそのとおりですよねぇ。

【タイミングばっちりでした☆】

ドイルさんカップルを祝福するために起きたとしか思えない、奇跡的なハプニング。

ふたりの “カワウソ愛” を敏感に感じ取ってくれたのか、単なる気まぐれなのか、そのあたりはカワウソたちにしかわかりませんが、いいタイミングで現れてくれてありがとうね~~~!

参照元:facebookBBC News
執筆=田端あんじ (c)Pouch